新年をあいさつの好機にするとよいです。
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 3分
神社の神道にせよ仏教にせよ、新年には初もうでを中心とした宗教的行事でお祝いをすべきと説きます。
霊的真理の面から言えば、これらの行為に意味はありません。
元旦でエネルギーの流れが刷新するようなことはありませんし、刷新のために初もうでをしたり正月飾りをしつらえたりする必要性もありません。
これらは、商売宗教に大衆が洗脳されてしまった結果です。
年賀状に意味はなく、廃れてよい文化だった。
年賀状を出す、ということにも大した意味はありません。
これらも商業的な目論見から流行したにすぎず、本来、新年のあいさつのために大量の紙や印刷や配達員が消耗される必要性はありませんでした。
2000年を過ぎた頃、携帯メールの普及に伴って「年賀状はもう要らないのでは」という風潮が起きました。本当は、こうしたデジタルの台頭に伴って「紙の年賀状」という習慣は廃れて良いはずのものでした。
しかし日本郵政は人気のタレントをCMに起用するなどして懸命に年賀状文化を繋ぎとめ、今でも年配者を中心に、年賀状送りにてんてこ舞いになる人は少なくないでしょう。
日本は、地球は、資源を大切にしたいのでしょうか?
であれば紙の年賀状はもう廃止にすればよいものです。
新年をあいさつの好機と考えるのは悪くない。
義理で年賀状を送り合う面倒な習慣は、もう辞めてしまってもよいです。
しかし、「新年には皆があいさつをし合う」という習慣を、上手く利用するのはよいでしょう。
以前親しくした人、お世話になった人と、なんとなく音信不通になって連絡しづらくなってしまう、というのはよくあるものです。交流を取り戻したいですが、何の口実もなしに「お元気ですか?」とメールを書くのも気まずいものでしょう。そして疎遠になってしまいます。
気になっている人がいるなら、新年の区切りを口実にして、「お元気ですか?」とメールをするとよいです。
人は、「自分から連絡をとるほどでもない」と思っていても、相手から連絡をもらうぶんにはうれしいものです。相手から好感や親しみを抱かれているとわかれば、好感を抱くものです。
「あなたが好きになる(気持ちを示す)と、その人もあなたを好きになりやすい」という意味です。
「深く語れる人」は貴重です。
あなたにとってその人が「深く語れる人」「本音を語れる人」と感じているなら、その相手はとても貴重です。
私たちの社会にとって、理解者というのはとても重要なものです。
そんな人と交流を保ち続けるには、便りの1つも送ることが有意義です。