仲たがいした人と復縁するにはどうしたらよいのか?
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 5分
自分にとってかけがえのない人だったのに、わがままが過ぎたり軽率な態度をとったことで怒らせ、嫌われてしまったことがあるでしょうか。
かけがえのない人は、親睦を取り戻したいものです。
指摘された欠点を直すべきです。
仲たがいの原因があなたの失礼な態度にあったなら、「あなたは嘘や取り繕いが多すぎる」などと欠点を指摘されたことでしょう。
それなら、「許して」と請う前にまずは欠点を直すべきです。
彼や彼女は一時的な感情であなたに怒っているのではなく、あなたの性格や欠点に対して愛想をつかしているはずです。謝罪をしようとも、その欠点が治っていないならあなたと交流をしたくないのです。
謝罪や弁償をすべきです。
相手を怒らせたり迷惑をかけたなら、その顛末についてきちんと謝罪をすべきです。
「仲直りしてよ」ではなくて「ごめんなさい」が先です。
「何々については謝るが、何々については悪いと思っていない」などと複雑なことを言うのではなく、全面的に謝罪をしましょう。
指摘されたことについて改善をし、そして謝罪です。
そして、弁償をすべきです。
迷惑をかけたものが物質的に金銭換算できるなら、その金額「以上」を弁償しましょう。
相手を酷く傷つけた、など金銭換算が難しい場合は、あなたなりに考えましょう。5,000円のビールセットでは済まないはずです。
弁償は自己満足ではいけない。
弁償をするとき、独りよがりや自己満足になってしまう人がいます。
あなたの手作りアクセサリーを貰っても、相手の心の傷は癒えません。あなたの手作りクッキーを貰っても、倒産した会社は戻りません。
「誠意を伝えれば良いのだ」という問題ではないのです。
ですから一般的に、弁償は金銭で支払われます。相手が必要なものを買うことが出来ます。
弁償したから許されるというものではない。
償い、弁償は行うべきです。金銭などちゃんと賠償できる(賠償性の高い)形で行うべきです。
とはいえ、弁償をしたからあなたは許されるべきというわけではありません。弁償は、最低限、当たり前に行うべき行為にすぎず、相手が復縁をしたいかどうかは別問題です。
「弁償したのに許してくれないなんて、意地悪な人だ」とあなたは思うでしょうか?
では考えてみてください。
あなたの娘が心ない男性にレイプされたとします。彼が100万円の札束を持って謝罪に来たら、あなたは彼を笑顔で許しますか?「明日からまた娘と仲良くしてくださいね」と言えますか?
そんな人はいないでしょう。
100万円を受け取ったところで、心と体の傷は消えませんし、その男性に対する恐怖心、不信感は消え去りはしません。
わかりますか?
相手から見たとき、あなたが謝罪の言葉や菓子折りを贈ったところで、あなたに対する恐怖心や不信感が消えるものではないのです。
あなたは怖がられたままかもしれませんが、それでも謝罪や償いが必要です。
「許して」という言葉に気を付けて!
人に迷惑をかけてしまったとき、嫌われてしまったとき、「許してよ」という言葉を使う人がいます。
しかし、反省した気持ちを伝えたいなら、「許して」という言葉はそぐわないと言えます。
「許して」というのは「私は悪いことをしたが免除してくれ、大目に見てくれ」という乞いです。それはむしろ、「償う気はない」という意思の表れです。自分が償うことではなく相手の寛大さによって打開しようする身勝手な言葉です。
アニメや映画の中でも、日常生活でも、図々しい感じの人が「許してよ」という言葉を使います。
誠実な人は「許して」という言葉を人に使うことはあまりなく、「乱文をお許しください」といったようにあまり問題のないことを一応ことわる際に使う程度です。
あなたが何か迷惑をかけたり問題があるなら、「許してください」ではなく「ごめんなさい。償います」と言うべきです。許すかどうは相手に委ねることです。許してくれなかった相手に不機嫌になるのはおかしなことです。横暴です。
謝罪や償いをしても、許してもらえないことがあって然りです。相手にとってあなたの存在が「怖い」「迷惑」「不快」などであるなら、許したくはないものです。償ったら許してもらえるというものではありません。
許してはもらえないかもしれないけれど、それでも謝罪し償うべきなのです。迷惑をかけたならそうすべきです。
よりを戻して、相手にどんなメリットがあるのか?
あなたにとって彼や彼女は、何かを教えてくれたり笑顔にしてくれたり、セックスが上手であったりなど、メリットがあるため、よりを戻したいのでしょう。
しかし、相手にとってあなたとよりを戻して、どんなメリットがあるのでしょうか?
人間関係とはギブ&テイクで、お互いに利点がなければ円滑には続きません。
「私を好いてほしい、かまってほしい」とあなたが願おうと、相手にとってあなたとの交流にメリットがなければ時間やエネルギーを浪費するだけです。
自分のことだけでなく、相手のことも考えなければなりません。
よりを戻したいなら、相手にとってもメリットのあるあなたになるか、何かメリットを提供する必要があります。
相手が求めていそうなもの、喜びそうなことを提供できるあなたになりましょう。
欠点を克服したと相手に納得させるにはどうすればよいか、それも難しいことです。