風俗の仕事などする女性はピンクが達観しているの?
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 4分
セックスに対する理解の深度は幾つかの段階があります。
たとえば戦後世代くらいの女性たちは、「セックスは怖いもの」と感じていました。結婚や子孫繁栄のために仕方なくセックスをするだけでした。
「セックスは気持ちい」という観念には至っていても、自分の快感のことばかり考えている女性もいます。
最終的には、「彼氏を官能させることが楽しい」と利他的な観念でセックスを楽しむように、なっていきます。
「彼氏を官能させることが楽しい」と感じるようになると、「風俗嬢の人は知らない男性のことまで官能させるなんて、愛情深くてすごいな!」と尊敬の念を抱くようになるでしょうか。
風俗の仕事などする女性はピンクが達観しているのでしょうか?
風俗女性には様々な観念の人がいる。
風俗嬢だけでなく、アダルトビデオ女優や、アダルトチャットで稼ぐ女性なども含みます。この記事では便宜上、風俗嬢という言葉でまとめます。
風俗の仕事をする女性たちには、その心境には様々なものがあります。
一概には言えないのです。
気持ちいいとすら感じていない女性もいる。
風俗の仕事をする女性の中には、セックスをあまり気持ちいいと感じていない人すらいます。
「大金が稼げるから」「他に仕事が出来ないから」といった動機から風俗嬢をしたり、男性の相手をします。「耐えられるからまぁいいや」といった心境なのです。
90年代までのアダルトビデオ女優や風俗嬢には、こうした観念の女性が多かったようです。
ですから昔は「アダルトビデオ女優のリアクションは演技にすぎない」とよく言われていました。
風俗嬢だけでなく、お金持ちの男性に取り入って恋愛・結婚する女性にも、こうした性観念の人が数多くいました(います)。
自分のことしか考えていない女性もいる。
セックスの仕事をする理由が、「セックスが楽しめるから」という自分の快感を満たすためである女性もいます。
仕事の場面の中で相手に献身しなければならないことはあまり想定できていないまま、その世界に飛び込んでしまいます。
フェラチオすることが楽しくはないのですが、カメラが回っているので演技をします。お金を頂戴しているので不機嫌な顔をするわけにいきません。
そうした混乱の中で、だんだん仕事に慣れていく女性もいれば、「自分が気持ちいいだけでなく嫌なこともたくさんさせられるのか」と懲りてすぐに辞めていく女性もいます。
相手による女性もいる。
「好みのタイプの男優さんなら、愛撫してあげることが楽しい」といった観念の女性もいます。
「彼氏にしか興味がない」というわけではなく、複数の男性に性的興奮を覚え、セックスがしたいだけでなく官能「させること」も楽しいと感じています。
しかし、不細工な男性、不潔そうな男性、言動の荒い男性などに愛撫することは辛く、苦悩します。多くは、「大金を稼いでいるから我慢しよう」と割り切ります。
誰に献身しても楽しいと思えているのは、ごく一部。
知らない男性にも、不細工な男性にも愛撫してあげることが楽しい、と感じている風俗嬢も少しはいます。
こういう女性は、セックスの仕事に向きます。
結果を想像できていないだけの女性が多い・・・
風俗嬢やアダルトビデオ女優になる女性の多くは、ピンクのオーラにおいて達観しているわけではありません。
「彼氏の前でセクシーに振る舞うのは楽しい」くらいの観念はあるでしょう。しかし、不特定多数の男性に裸体やセックス姿を見せたいとは思っていないのです。
アダルトビデオに出演することで、自分の恥ずかしい姿を知らない大勢の人に見られる、ということが想像できないままに手を出してしまいます。こうしたビデオに出演することで、昔の知り合いから大量に連絡が来てナンパされまくる、ということは想像できていません。
「セックスが好き」「お金が欲しい」といった欲求から、軽はずみに決めてしまうのです。
しかし、「カメラが回っている」「お金を貰っている」といった状況により、不愉快な表情をするわけにもいかず、懸命に演技してその場をやりすごします。
風俗嬢だけでなくアイドルも、ミニスカ衣装で可愛く振る舞うことでどんな性的トラブルに遭うのか、想像できずにその世界に飛び込んでしまう女性が多いです。
見知らぬ人に裸を見せる必要はない!
ピンクのオーラで80点や100点に達するにあたって、見知らぬ人にまで裸を披露する必要はありません。好きでもない男性に笑顔で愛撫する必要はありません。
こうしたことをいとわない女性もおり、それもある意味では達観していますが、すべての女性がそれを目指す必要はありません!
「愛撫してあげるのが楽しい」
「セクシーなコスプレを披露して楽しい」
というのは、あなたが大好きな男性にだけ向けられれば充分です。