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クリスタルチルドレンは不登校や引きこもりが多い?宿命的なもの?

自分や子供が不登校・引きこもりに陥ったとき、「クリスタルチルドレンだからではないか」と考える人がいるでしょう。繊細な気質を持つと言われるクリスタルチルドレンです。

不登校や引きこもりに陥ってしまうことは、クリスタルチルドレンの宿命のようなものなのでしょうか?



クリスタルチルドレンだから、とは言えない。

あちこちのスピリチュアルメディアで書かれているように、「クリスタルチルドレン=繊細」というのは間違ってはいません。その傾向はあります。

しかし、1990年以降に日本に生まれた人の98パーセントはクリスタルチルドレンであり、天使や妖精の魂を持つ人たちです。つまり、クリスタルチルドレンの大多数は不登校や引きこもりには陥っていないのです。


クリスタルチルドレンには不登校になる人は多いのですが、それでも割合的には数パーセントというところです。


そのため、「娘はクリスタルチルドレンだから学校に通うのは無理なのだ」と考えるのは、横暴だと言えます。



学校も社会もおかしなところ。しかし少しは迎合しなければならない。

現代の日本において、学校も社会もおかしなところです。不正に満ちていていますし、権力者は腐敗していますし、不愉快な人たちばかりです。勉強も仕事も難解すぎます。

なので「学校なんて行きたくない」と感じるのは自然なことだと言えます。


お子さんが「学校に行きたくない」と言い出したとき、「わかるわ!」と笑顔で同調してあげてよいでしょう。

しかし、私たちはこれからもしばらくは、そんなおかしな世界で暮らしていかなければなりません。すると、学校や社会のほうが悪いとしても、私たちは多少なりとも、そこに迎合する必要性がありそうです。



学校の校則は軍隊のようで不条理。しかし、会社や社会も同じように不条理。

学校の校則は、まるで軍隊かのように不条理で窮屈です。「なぜ7時限も授業をしなければならないのか?」と呆れてしまいます。

「こんなこと、やる意味がない!」と子供が思うとき、それはその通りです。


しかし、俯瞰して社会を眺めてみると、少なくともこの日本において、学校のその軍隊のような厳しさや不条理、粗雑さに、ある程度慣れて適応する必要がありそうです。

なぜなら、その後に参戦するであろう会社・社会もまた、不正に満ちて不条理な場所だからです。嫌な人が大勢いるからです。

日本の企業はサービス残業が当たり前で、給料が安く、有給休暇を取ると疎外されます。とても不条理です。が、日本で大人になるということは、その不条理な社会に適応する必要があるのです。


日本の学校の不条理さはある意味で社会の不条理さによく似ており、無意味に漢字ドリルを繰り返すようなことは、日本の社会で働くための「不条理の練習」になっているようです。私たちは漢字の練習というよりも、「不条理の練習」をしに学校に行くのです。



学校に行かない場合、その先をどう生きる?

お子さんが不登校に陥ったとき、「学校に行かなくてもいいのよ」と全面的に認める親御さんもいます。それ自体は選択肢の1つと言えます。

しかし、無責任に「学校に行かなくていい」と言っていないでしょうか?

今不登校を貫くとして、ではその先、お子さんはどうやって衣食住を手にして生きていくか、そこまで思案はしているでしょうか?

親御さんが裕福で、お子さんが死ぬまで養ってあげるつもりなら、それもよいです。「この子は学校も会社も行かなくていい。夫婦の財産を食いつぶせばいい」とご両親が考えるなら、それもよいでしょう。


しかし、多くの家庭において子は、親が死んだり老いたりしたあとも自分で生きていかなければなりません。学校や青年時代というのは、その力を身に着ける期間です。学校とは本来そのためにあるものです。自活の準備の場所です。

お子さんが不登校を貫くなら、不登校でも成人したあとに自分でお金を稼げるように、何か準備をしていく必要があるでしょう。



フリーランスは思いのほか難しい。

「フリーランスで食べていけばいいから登校は必要ない」と考える親子もいます。

そのために積極的に、学生時代からパソコンを学んでいたりします。それは素晴らしい考えです。

しかし、現状として、フリーランスで仕事や収入を得ることは、なかなか難しいようです。

よほど実績がないと若いフリーランスに仕事を振ってくれません。

または、クラウドソーシングのサイトのプロフィール欄に、よほど誇張した自己アピールを書かないと、気に入ってもらえません。学校や社会の不誠実さに嫌気がさして不登校に陥った人は、そのようにフリーランスで仕事を獲得する際の誇張や不誠実なふるまいも、嫌でしょう。

取り引き先がいやらしく駆け引きしてくるのに対峙して、嫌気がさすでしょう。

リーランスというのは、関わる人が最小限で済む利点はありますが、やはり外部労働と同じように大変さや不誠実さへの対峙が必要になります。



仕事や収入さえ得られればよいというわけでもない。

仕事や収入が得られる大人になりさえすれば成功、というわけでもありません。

不登校や引きこもりの子は、社交性に欠ける傾向です。愛想が少なかったり、人への配慮が欠けたりします。

すると、大人になって友人や恋人を作りたいと思ったとき、それも難航してしまいます。

友人や恋人からのちょっとしたブラックジョークや嘘をあしらうことも出来ず、長続きができなかったりします。


そのため学生の期間というのは、ちょっと嫌な人々ともコミュニケーションをとれるように練習する・耐えることも大切なのです。



不登校がいけないと書いているわけではありません。

不登校がいけないと書いているわけではりません。

不登校を選択するならば、大人になったあとに生計を立てたり人と仲良くしていくための能力を、家庭や別の場所で培う必要がありそうだ、と書いています。

自宅で教科書の勉強を独学できれば良いわけではなく、社会に出るための実際的な能力を磨いていく必要があります。

それをどうするのか、各ご家庭の都合を照らしあわせて、考えていく必要があるでしょう。

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