麦茶だってハーブティです。
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 4分
スピリチュアリストにはハーブティを好む人が多いです。
ハーブティによって健康増進を図ろう、と考えています。
しかし、残念ながらそのスタンスは地に足のついていない人ばかりです。
ハーブティは健康のためでなく、嗜好品になってしまっている。
ハーブティを好む日本人の大部分にとって、ハーブティとは健康のためのものではなく、単なる嗜好品に成り下がってしまっています。「オシャレを楽しんでいる」といったニュアンスが強いのです。
ハーブティに対して、日替わりで様々な種類のものを飲むような人は、地に足がついていません。
また、ハーブティの購入について1杯あたり数十円も掛けることに疑問を感じない人は、地に足がついていません。
ハーブティとは野草のこと。
ハーブティは、欧米から伝わってきた文化です。
だからこそそれがオシャレなものだと日本人は思っていますが、欧米人はハーブティをオシャレなものだとは思っていません。
ハーブティを日本語に訳すと「野草」です。ハーブティは欧米人にとって、近所に生えている草をお茶にして飲んだだけです。イギリス人がカモミールティを好むのは、イギリスにカモミールがたくさん原生しているからです。
ハーブティとは元来、野草を健康に活かす知恵であり、水分補給のためのお茶を身近な植物で
潤そうとする生活の知恵です。
お金がたくさんかかっては意味がない。
ハーブティで健康増進を図ろうとするのは悪いことではありません。
しかし、そこに大金が掛かってしまっては意味がありません。ハーブティを買うために労働がしんどくなってしまうのでは本末転倒です。
欧米人は基本的に、ハーブティにお金を掛けようとは考えておらず、身近な野草を飲みます。
それぞれ、自分の地域に原生しているものや安価に買えるハーブティを飲みます。
また、「栄養豊富」と賞賛されているハーブティであろうと、1杯飲むだけではほとんど意味がありません。
食品は、繰りかえし摂取して栄養を補給することで効果が生まれます。
(オシャレなカフェでオシャレなハーブティを1杯だけ飲んでも、大した意味はないのです)
麦茶だってハーブティです。
ハーブティにはそれぞれに効能があり、どれが一番よいと言えるものではありません。
どちらかと言えば、ノンカフェインで食後ののどを潤せることが重要でしょう。
スピリチュアリストのおよそ誰も気づいていませんが、麦茶だってハーブティです。
日本で古くから飲まれており、広く普及しているので、非常に安価に手に入るハーブティです。
麦茶の効能を検索してみました。
幾つかのページの検索結果をそのまま転載させていただきます。
「抗酸化作用」を持つため、「ガン」「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」等の予防効果が期待されています。 また、麦茶の原料である大麦は食物繊維が豊富で鉄分に富み、他方、「カフェイン」や「タンニン」を含まないので眠れなくなることもありません。 栄養価の高い麦からできた麦茶、夏に限らず、一年中飲むと良いですね。
麦茶には、汗をかいた時に不足するナトリウムやカリウムといったミネラルが含まれています。 骨や歯の構成成分となるカルシウムとリン、皮膚や粘膜の健康維持を補助する亜鉛といったミネラルも含まれています。 ペットボトル1本分500mlの麦茶を飲んだとしても、カロリーはたった5kcal、糖質は1.5gです。
麦茶(大麦茶)に期待される効果・効能
胃の不快感を緩和
抗酸化作用
便秘改善
血液をサラサラに
虫歯予防
あなたが好んで購入している高額なハーブティと、効能の豊富さに大差はないのではないでしょうか?
しかし麦茶は、驚くほど安く買えます。
たとえばトップバリュの麦茶は、ティーバッグ56個入りで181円です。わずか1パック3~4円です!そして1つのティーバッグで1リットルもの麦茶が作れます。
この値段でも充分に美味しいです。水出しをしても充分に美味しいです。
緑茶やウーロン茶ほど渋くもないため、小さな子供でも誰でも飲めます。
麦茶は実は素晴らしいハーブティなのですが、ハーブティの愛好家や商売人はオシャレなものや高額なものに恍惚するので、麦茶の優秀さに気づきません。
あなたがブランドや舶来品に盲目しないなら、ハーブティのたしなみにおいて麦茶を活用するとよいです。
沖縄であればさんぴん茶が、麦茶に近い役割を果たしています。