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音楽好きな人のすべてがコンサートで熱狂するわけではありません。

2025年10月29日
読了時間: 5分

たとえばあなたが歌手を目指すとき、しかし大きなコンサート会場で激しく喜怒哀楽しながら歌うことに抵抗や違和感を感じるなら、その感性を大切にしてください。

たとえばあなたがポップスやロックを愛聴するとき、友達から誘われても大好きなミュージシャンのコンサートに行きたいと思わないなら、その感性を大切にしてください。



「音楽が好き」と「コンサートに行きたい」は別の感覚なのです。

音楽が大好きだとしても、「コンサートに行きたい」とは限らないのです。それらは別の感覚です。


音楽ファンの多くはコンサートに行きたがり、熱心にライブレポートを書いていたりなどもしますが、実際のところ彼らは、音楽を聴いて楽しんでいるわけではありません。そういう感覚もないわけではないですが、それよりも、「芸能人に会えることに酔いしれている」「体に響き渡る重低音が気持ちいい」「ファン同士で熱狂するのが楽しい」といった感覚が主です。

これらは「カリスマ的行為」と言えます。そして、言葉は下品ですが「バカ騒ぎ欲求」というようなものです。


ポップスやロックは、コンサート会場が大きくなればなるほど、音楽が雑になります。音響も雑になります。機械で増幅された爆音や機械で作った珍しい音色が響いているだけなのです。

それをわかっている音楽好きは、コンサートに行くことよりも家でCDで聴くことのほうを好みます。


また、「音楽を静かに聴くことが好き」「コンサートで熱狂することが好き」両方を好む人もいます。



大好きなミュージシャンのコンサートに行っても、気の合う人が少ないこともある。

「気の合う親友を作りたい」と考えるとき、好きな音楽を共通項にすることは良いアイデアです。

しかし、あなたが穏やかな気質をしていて、コンサートでペンライトを振ってキャーキャー叫ぶようなことをあまり好まない人なら、大好きなミュージシャンのコンサートに行ったりそのファンの集いに行っても、気の合う人はあまりいそうにありません。

彼らはカリスマ盲信的であったり、理性を失くしてワ―と盛り上がるようなことが楽しく、あなたはただメロディや詞を聴きたいだけです。好きなミュージシャンが一緒でも、あまり気は合わなそうです。



歌手を志しても、必ずしもコンサートをしなくてもよいのです。

「歌手になりたい」と思ったとき、コンサートで大げさな表現力で歌えるようにならなければ、と思うでしょう。人前で大げさに表現することが気持ちいいと感じるなら、それを目指せばよいです。

しかし、「演技じみた演奏をするのは抵抗がある」と感じる人もいます。

それなら、必ずしも武道館ライブを目標に音楽活動をしなくてもよいのです。


あなたは、Youtubeの動画配信のような自己表現が合っています。

大げさな身振り手振りをせずに、あなたが心地よいと感じるパフォーマンスをすればよいです。

それでも、あなたの音楽や控えめなたたずまいに好感を抱いてファンになってくれる人もいるでしょう。



ライブで成功するタレントは、音楽が上手いだけでなく自己顕示欲が強いのです。

ライブで人気を集めるタレントというのは、音楽が上手いだけでなく「目立ちたい!」という意欲が強いのです。目立ちたいので、懸命に派手なパフォーマンスをします。それが見ている人たちを魅了するのです。

悪く言えば「カリスマ欲求が強い」のです。カルト教祖のように人々を酔わせたい、といった自己顕示欲が強く、精神的に幼いのです。


ライブで成功するには、精神的に達観しすぎていると難しい、と言えます。

だから「オールドソウル」の特に男性たちは、ミュージシャンや俳優になることが苦手です。大げさに演技することは聴衆をだましているようで、嫌なのです。

衣装やダンスによって音楽をより大きく見せることが、嫌なのです。


上級天使のクリスタルチルドレンの中には、自己顕示欲もカリスマ欲求も薄いのにタレント的センスを持った人もいます。(この人たちは啓蒙ソングを歌う素質が高いのです!)



自分はどのような表現活動をしたいのか?

「歌手になりたい」と願う人の中には、アイドルのように華々しく振る舞って歓声を浴びたい人もいれば、ただ好きな歌を歌いたい、という感覚の人もいます。

あなたはどちらなのでしょうか?

ただ好きな歌を歌いたいだけなら、自分でYoutubeチャンネルを立ち上げるなどして、好きなように表現していく手もあります。プロダクションのオーディションなど受けると、あなたの要望を尊重してくれるところは少ないでしょう。


しかし、ただ淡々と歌っているだけでは、あまりファンは付かないかもしれません。

音楽ファンの多くは、視覚的な楽しみを求めており、やはりアイドルのように表現力豊かに振る舞える人のファンになります。

少し大げさに演じてみることで、ファンは増えるかもしれません。

しかしそれは良いことばかりともかぎらないのです。

あなたが可愛く歌っていて大勢ファンがついても、その層はあなたの「音楽」はあまり聴いておらず、あなたの「音楽」の良さはわかってもらえていないかもしれません。そして虚しさを感じてしまうかもしれません。

演じることと素朴であることのバランスを、長い期間をかけて模索していく必要があるのでしょう。


豊かな表現をすることは、良い面も悪い面もあり複雑なのです。



話がうまくまとまっていないかもしれませんが・・・

音楽とは本来、コンサートで熱狂する(させる)こととは異なります。現代のコンサートは、音楽とパフォーマンスを組み合わせた快楽的なエンターテインメント、と言えます。その枠組みで成功を収めることは、必ずしも優れた音楽家の証ではありません。

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