誠実な人は質素なものです。
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 3分
「私は誠実な人間なのだろうか?」と自問することがあるでしょう。
1つ目安があります。
グリーンのオーラが70点を超えるような誠実な人は、質素なものです。
高級品が好きなら、あまり誠実ではない。
自分の生活品を見渡してみてください。ブランド品、高額品ばかりを選んで暮らしているなら、あなたはあまり誠実ではなさそうです。グリーンのオーラは60点止まりでしょう。
誠実な人の思考は・・・
誠実な人は、不誠実な仕事をしてまでして高額品を得ようとはしません。
人を騙すような商売をして高額品を得ようとはしません。
誠実な人は、高級品を見せびらかして他者を不愉快な気持ちにさせることを嫌います。マウントを取ることは嫌いですし、自慢することも嫌いです。
SNSで高級なコートなど見せびらかす人は、誠実でないです。
誠実な人は、夫や彼氏が一生懸命働いて稼いできたお金を、たかだか服飾品のために何万円も使わせることに心が痛みます。「彼はあんなにがんばって稼いできた。プレゼントをくれるのは嬉しいけど、2000円のもので充分よ」と誠実な女性は感じます。
これらの文を読んで、「なるほどな」と思うでしょう。
誠実な人は、高額品を欲しがりません。高額品を際限なく欲しがったり見せびらかしたりする人は、あまり誠実でないのです。
社会性の一環としてブランド品の1つは必要。
クローゼットの中にブランドのバッグやスーツが1つ2つあっても、落ち込まないでください。
「ちゃんとした社会人だ」と周囲に思ってもらうためには、ブランド品の1つや2つは必要です。
その程度の興味や欲求はあって良いでしょう。
嗜好品を扱う人は誠実でない。
誠実な人は、仕事を選ぶ際にも感性が出ます。
たとえば、料理に自信がある場合、誠実な人は大衆食堂や学校給食など、生活インフラ的な会社を選んで働きます。
不誠実な人は、高級フランス料理店や居酒屋など、嗜好品としての食を扱う店を好みます。
嗜好品は、原価率の低い商売です。300円で仕入れたものを1,000円で売る、というような商売です。不誠実な人は、こうした商売に何も感じない(心が痛まない)のです。
高級フレンチで働いているシェフがすごい人、と多くの人は思っていますが、本当に誠実な料理人は給与が安い店で大衆のために汗を流しています。
時給900円で懸命に生活している人がいるとわかっている。彼らのことを思いやる。
世の中には、時給900円、月給15万円足らずで懸命に働き、ギリギリの生活をしている人も大勢います。
外食をしたくても500円の牛丼を食べるのが精いっぱい、流行の服が欲しくても2,000円のファストファッションの品で精いっぱい、という人たちがいます。そんな彼らが、コンビニやスーパーやファミレスや郵便局を、生活インフラを回してくれています。
そうした社会の実情を見たとき、自分だけ1,500円のランチばかり食べて悦に浸ったり、自慢したり、快楽欲求を充足したりすることは心苦しく感じます。
安いものを食べたり着たりしている人を、見下す気持ちにはなりません。
それが誠実な人の感性です。
SNSなど眺めれば、その人が誠実かどうかは大体わかる。
SNSの投稿内容など眺めれば、その人が誠実な人かどうかは大体わかります。
誠実でない人は、高級ランチや高級ブランド、高級サロンの自慢ばかりしています。
誠実な人は、高いものを買った、食べた、などとあまり披露しないものです。
誠実でも予期せず大金が舞い込んでくることがあります。
しかし誠実な人は、大金を持っていても質素な生活を続けます。
1つ2つ贅沢をしても、また質素な日常に戻ります。