効果のないスピリチュアルに夢中になってしまっても、自分を卑下しないことです。
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 4分
私はスピリチュアルコラムの中で、「パワーストーンに運気アップの効果はない」「オラクルカードは当たらない」などと書きます。
それを読んで、今まで自分が信じて夢中になってしまっていたことに落ち込む人もいるでしょう。しかし、どうか自分を卑下しないでください。
また、私はそんな人々を批判する気持ちもありません。
効果がないと気づくために、ある程度の体験は必要である。
「これには効果がないのだわ」と気づくためには、ある程度、それに夢中になる体験が必要です。
ご存じの通り、スピリチュアルなものというのは、効果があるのかないのか、よくわからないものばかりです。科学で否定されていても、効果のあるものもあります。
すると、自ら飛び込んでみるしかありません。お金を払うのも仕方ないものです。
ですから、効果のないものに夢中になってしまったとしても、自分を卑下しないことです。
「やっぱりそうかー」と笑って頭をかけばよいです。
れなも、一通り通ってきています。
れなも、このサイトで「効果がないよ」と警鐘しているものについて、一通り体験してきています。すべてではないですが。
効果があると思い込んでオラクルカードを買ったり、アロマ精油をたくさん揃えてみたりしたことがあります。
うさんくさい講師のワークショップに参加したことがあります。ヒプノセラピーを受けたこともあります。
多くのワークショップ講師やセラピストは、「オラクルカードって実はランダムにすぎないな」と気づいても、それでも「このカードは素晴らしいです!」と吹聴し続け、そのセッションでお金稼ぎを続けてしまうのです。
この、後戻りできない虚勢が「宗教的虚栄心」といったもので、ヴァイオレットやロイヤルブルーのオーラの重要な課題なのです。
「信じて、抜け出す」が誰にも必要なのです。
宗教にせよ、スピリチュアルなメソッドやグッズにせよ、「不可視なものに心を開く」というプロセスと、「それが幻想だと気づいて抜け出してくる」というプロセスが、どちらも必要なのです。
実は宗教というのはそのために存在しています。伝統宗教も、どの宗教も完全な教義ではないです。
ロイヤルブルーの「真実を見極める」という課題は、主にこうした宗教やスピリチュアルへの没頭・離脱を通して達成されます。
「辞める勇気」が重要なのです。
アバターコースに夢中になって、講師になってもよいです。
オラクルカードに夢中になって、セラピストになってもよいです。
その体験の中で、「あまり効果はないな」などと気づいたときに、「私はアバターコースの講師をやめます」と決断する勇気が、重要なのです。
あまり効果が無い・嘘が多いと気づいたのに、その講師やセラピストなどを続けてしまうなら、それは「カルト教祖」と同じです。オウム真理教の麻原と同じようなものなのです。
つまり、現代にはオウム真理教の麻原のような人が、大勢いるのです。
現代だけではありません。魔女狩りに遭った魔女たちもそうでした。
ルネサンス時代の錬金術師もそうでした。
伝統宗教の神職者などもそうです。
こうしてほとんどの人は、ヴァイオレットやロイヤルブルーの壁を越えられないのです。
「オールドソウル」は「暴く」や「抜け出す」が得意な人たち。
「オールドソウル」がなぜ、常に一定数の割合で助っ人として転生しているかと言えば、彼らは宗教やスピリチュアルの「実は効果がない」や「教義の矛盾」などに気づくのが得意だからです。
そのうえプライドや虚栄心が低く、良心が高いため、「あ、やっぱりオーラソーマにはお金を払って学ぶほどの価値はないですよ」と信仰的状態から抜け出してくることが上手いのです。
「オールドソウル」だけでなく「ソフィア」「ドルフィン」の他のピュア・インディゴも割とそれが得意で、だから、1976年から89年にかけて、ピュア・インディゴが大量に日本に転生したのです。
彼らは、宗教やスピリチュアル、神話、そしてブランド、政治、権威、学歴、資本主義経済などへの大衆の盲目を警鐘することが期待されています。
「王様は裸だ!」と指摘するのが彼らの使命です。
その使命を果たすピュア・インディゴは少ないですが。