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チャネリング講座に通えばチャネリングが出来るようになるの?

多くの人がチャネリングに憧れるでしょう。それは自然なことと言えます。

そうしてスピリチュアルな情報を漁っていると、「チャネリング講座」といったものを開催する人を見かけることがあるかもしれませんが、こうしたものに参加すればチャネリングが出来るようになるのでしょうか?

 

 

数度の講座で出来るようになるものではない。

結論から言って、「チャネリング講座」という類のものに参加しても、チャネリングが出来るようになったりはしません。

1回だけのものは当然のこと、6回、10回と続けて通うような講座でも、チャネリングが出来るようになりはしません。

「チャネリング講座 全10回 レッスン料30万円」などというとさも技術が習得できそうに思えますが、どれだけ高額でも回数が多くても、チャネリングが出来るようにはなりません。

だまされないようにご注意ください!

 

 

講座を開いている時点で、チャネリングの発現原理がわかっていない。

「チャネリング講座」なるものを開講している時点で、その人はチャネリングの発現原理がわかっていません。

自分は霊視や霊聴が使えるのかもしれません。しかしその仕組みがわかっていないのです。

水晶やラピスラズリを握りながら行うと少々感度が良くなる、といったことを知っている程度でしょう。

 

 

チャネリングは、座禅瞑想の継続で出来るようになるもの。

霊視、霊聴は、座禅瞑想を何十日も続けることで出来るようになるものです。

1日30分くらいの座禅瞑想を1か月くらいは続ける必要があります。まずは霊視が芽生えます。

それでも座禅瞑想の習慣を続けると、3か月程度で今度は霊聴が芽生えます。

 

1日に10時間も瞑想を続けるなら、2週間程度で霊視が芽生えることもあります。

1970年頃、ニューエイジと呼ばれた欧米のスピリチュアリストたちは、インドの瞑想センターに行って瞑想の修行をした、という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

多くの人が、集中的な座禅瞑想の取り組みで霊視を獲得した、という事実はあります。

ここでは、講師が熱心に教えたわけではなく、殺風景なお堂などでただただ延々と座禅瞑想に耽りました。周囲に快楽や気を反らすものが何もなく、座禅瞑想に没頭しやすい環境がありました。それだけです。

 

もちろん、瞑想センターなどに行かなくても自宅で充分です。

 

すでにある程度ロイヤルブルーのオーラが発達している人は、2週間ではなく1週間の瞑想漬けで霊視が開くこともあります。1日30分の瞑想を2週間やっただけで開くこともあります。

たとえば、ある程度ロイヤルブルーのオーラの発達している人がある講座に参加して座禅瞑想を何日か体験することで、その間にたまたま霊視が開く、ということは起こりうるでしょう。素食や沈黙などのカリキュラムを併用していて、「私が教えたから彼は会得したのだ!」と主張する講師がいるでしょう。

彼が教えたからではなく、その生徒の座禅瞑想体験がたまたまその期間中に一定量に達しただけです。

 

 

コツがあるにはあるが、講座に通うほどのことではない。

チャネリングには少々のコツがあると言えます。しかし、それを知るためにわざわざ有償の講座に通う必要はないです。

 

チャネリングをしたいときには、心を鎮めて呼吸を整えます。そのときも座禅瞑想をしたり瞑想のようなつもりで心を鎮めるのがよいです。

 

ラピスラズリや紺色の石、透明の水晶などを握りながら行うと、チャネリングの感度が少し上がります。しかし、石を持たないとチャネリングが出来ないなら、まだ霊感が弱すぎるのでもっと座禅瞑想に取り組んだほうがよいです。

水晶玉をかざす霊能者というのは、補助輪のついた自転車に乗る幼稚園児のようなものです。

 

 

大麻などで霊感の感度が上がるが、それをすべきでない!

「チャネリングのコツを教える」と言って、大麻やドラック、覚せい剤などの使用を体験させる講師がいるでしょう。

「神社の巫女は古来、大麻を使って霊媒をしていたのです。大麻は神聖なものだから大丈夫です」などと語るでしょう。

このような人に要注意です!

大麻やドラッグの類は、たしかに霊視や霊聴を促す作用があります。しかし、このような方法で行っても低級霊と繋がって気色悪いものを視せらたりすることが多いです!ダウナーなどと呼ばれるのは、低級霊と繋がっているのです。

 

大麻は神聖な植物ではありません。危険なので吸引すべきでなく、人に勧めるべきでありません!

 

大麻はあっさりと霊視を体験できるため、これを濫用して「チャネリング講座」などと人を集める講師は多いでしょう。それが無料や格安であるなら、大麻を売りつけることを目論んでいるでしょう。

大麻を吸っても霊視も霊聴も起きない人もいます。

 

 

形だけ座禅瞑想を行ってもチャネリングは芽生えない。

座禅瞑想という姿勢に霊感を発達させる効果があるわけではありません。

座禅瞑想の本質は「脳波を鎮めること」です。よく「瞑想のコツは心を無にすることだ」と言いますが、余計なことを考えるのをやめて興奮を鎮める必要があります。

心を無にするのも頭を空っぽにするのも意外と難しいことで、座禅瞑想の取り組みを行ってはいても霊感の発達につながっていない人も多いです。

 

厳密に言えば心を「無」にする必要はなく、願望や不安や怒りや悲しみで興奮しなくなることが大切です。

このコツとして、「数を数える」というのが有効です。

目を閉じて、心の中で「1,2,3・・・」と数を数えます。「羊が1匹」でも良いです。途中でわからなくなったらまた1から数えればよいです。

数を数えていれば自然と、その他のことを考えづらくなります。

 

あぐらのような姿勢をとる必要は、必ずしもないです。

しかし、横になって瞑想しても眠ってしまいやすいので、あぐらをかくのは理に適っていると言えます。正座では足がしびれるでしょう。立っていると体の筋肉を使うため、脳波を鎮めるのが難しくなります。イスに腰かけてもよいです。

ヨガをしながらの瞑想も、筋肉を使うので興奮しやすく、サイキックの発達目的には向きません。

 

 

お寺での瞑想体験はチャネリングの発達には向かない。

京都などのお寺で、座禅瞑想の体験会など行っていることがあるでしょう。1週間など長丁場のものもあり、「霊性の開発も」などと謳うものもあるでしょう。

これらは、チャネリングの発達の目的には向かないです。

お寺の座禅瞑想では、眠ったり動いたりすると住職が竹刀で叩くものが多いですが、叩かれると脳が興奮しますから、脳波を鎮める目的に反してしまいます。

また、1週間程度の瞑想体験ではチャネリングの発達には短すぎます。

 

そのわりに「1日5,000円×日数分」くらいの料金はとるでしょう。

コストパフォーマンスが悪すぎます。

 

お寺の住職は、座禅瞑想とチャネリングの関連性について理解していない人がほとんどです。

つまり、多くのお寺の住職は「脳波を下げるための瞑想」が出来ていません。

 

ADHDの子に忍耐を覚えさせるためにこうしたお寺での瞑想修行に放り込む、というのは意義もありそうです。

 

 

透視の練習に意味はない。

トランプのようなカードを使って、裏側に書いてある絵柄を透視する、という霊感を披露する人がいます。こうしたカードを買って透視の練習に励む人がいますが、このような作業では透視(霊視)は芽生えません。

眉間に力をこめたり念力を送ったりしても、透視はできません。

それを毎日繰り返しても意味はないです。

 

 

「天使と繋がるワークショップ」なども意味がない悪徳商売。

「天使と繋がるワークショップ」などと題して講座を開く人がいます。有名な人が何万円もの受講料で開催するものもあります。

これも意味がありません。

こうしたワークショップに参加することで霊視や霊聴が開くことはありません。

 

「あなたが話しかければ天使はいつでも聞いているのですよ」と教える程度でしょう。

または、チャネリングの出来る講師が、受講者の天使のチャネリングメッセージを仲介することがあるでしょう。「天使と繋がった」と言えないこともないですが、それは単なるチャネリングセッションです。1時間3,000円のチャネリングセッションでも済む内容を、8万円もとって行っているのです・・・。いえ、たった一言でしょうから3,000円の価値すらもありません。

 

「天使の絵を描くと天使に気に入られる」などといった話は、嘘ではありませんがお金を払う価値のある情報とは言えません。れなのコラムの中にいくらでも書かれています。

「祭壇を作ると天使が寄ってくる」などといったことは、もうでたらめです。

特定の花を摘んできて、ロウソクを灯して・・・などと手の込んだ内容でも、でたらめです。

 

 

チャネリングの発達が期待できるセッションは?

チャネリングの発達が期待できるセッションは、

・リコネクション(リコネクティブヒーリング)

・レイキ伝授

 

この2つくらいでしょう。

リコネクションは第6チャクラを活性させ霊感を獲得するのが目的のエネルギーワークで、結構有名です。

しかし、リコネクションのヒーリングやアチューンメントを受けるなら、レイキ伝授を受けたほうがよいです。

リコネクションは「第6チャクラ活性」のみの効果で5万円もしますが、レイキは病気の治癒や他の様々な効果も内包します。コストパフォーマンスに差がありすぎ、これらをまともに理解した講師は、リコネクションだけのセッションを提供する、ということはしなくなるはずです。

また、リコネクションは、チャネリングをするうえでの心構えを教えないでしょう。

 

レイキ伝授を受けるとかなりの確率で霊視や霊聴が開きますが、チャネリング獲得だけを目的にレイキ伝授を受けることは推奨できません。レイキは「奉仕と自己成長」のためのツールで、多角的に成長しようとする意志や人の役に立ちたい強い気持ちがないなら、会得する意味がありません。

レイキは一般的に、「サイキック能力を扱うならまず心を磨きなさい。誠実であろうと努めなさい」と教えます。そうでないと、低級霊にたぶらかされてばかりです。

しかし、21世紀以降は商業主義なレイキティーチャーが氾濫し、心構えを教えない人ばかりになってしまいました・・・。

 

 

自覚のないうちにチャネリングが出来ている人もいる。

自分で自覚出来ていないだけで、生まれながらにチャネリングが出来ている人も少なくないです。

特に平成世代以降には多いです。

クリスタルチルドレンの中には、霊視能力を生まれ持つ人が結構います。

 

まぶたの裏に、映画のような映像や写真のような画像を視ることがあるなら、それは霊視です。

子供の頃から当たり前のように視えるため、それが特殊能力だと気づいていない人も多いです。

 

たとえば、「授業中に上の空で白日夢を見ている」なんていう子も霊視を視ていることが多いです。まぶたの裏で一人でファンタジーめいたものを視ていたりします。芸術の使命を持つ子に多く、左脳が強くなりすぎないようにガイド霊がわざと視せて授業の集中をそいでいます。

 

まぶたの裏の映像は、ときにあなたの人生の指針を示すでしょう。

どちらに進むべきか、何を選ぶべきかということを、示すことがあるでしょう。それが今の迷いへの回答であることに気づかない人もいますが・・・

 

霊聴を生まれ持つ人も少々います。

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