近年まれにみる大ヒットを記録した、back numberの「水平線」です(*'▽')
しかしこの曲はback numberの頂点ではなく、ここからが彼らの「本当の始まり」ではないかと思っています^^
この大ヒットによって、back numberがメッセージソングを書けることを世に知らしめたからです!
世の中には一定数、ビートルズやミスチルのような哲学的な曲を求める層がいます。2005年頃からのアイドルブームから、そういう音楽を作れるアーティストは激減してしまいました。
その穴を埋められる逸材が、back numberです。
元々彼らは、そういう曲が書けないわけじゃなかったはずです。しかし、「失恋ソングの帝王」といった形容詞が物語るように、グズっとした失恋の歌詞ばかり書いている印象のほうが、強いでしょう。
失恋ソングがダメとは言いませんが、それが中心軸ではあってほしくないバンドです!
コロナ禍において、国体が中止になってしまって行き場のない思いを抱える学生たちに向けて書かれた曲と言われています。
非常に良いパッションを持った曲です!
しかし、正直なところ、サビはもう少し作り込んでほしかったな!という印象です。
Aメロ、Bメロは良いんですが、サビはちょっとグジャっとしすぎてしまっています。
もう少しスマートなメロディに仕上げてほしかったです。
そうしたら文句ナシの名曲ですし、「殿堂入り!」とか叫びたくなる敢闘作だと思います(*'▽')
清水依与吏は歌詞もメロディもセンスが溢れる人で、もっと作り込めると思うんですよね!