ちょっとコラム記事です(*'▽')
あのですね、よく若い女性歌手が「愛してるー♪」というサビ歌詞の曲をリリースすると、「また愛してるかよ!つまんねぇ!」なんて批判の声が飛び交うじゃないですか?
まぁ「ありきたりな曲ではつまらない」というリスナーの気持ちもわかるのですが、「音楽が何たるか」を考えたとき、「愛してる」と歌う歌詞は、アーティストの数だけ存在してよいのだと思います^^
(ポップス)音楽って、本来は、「贈りたい言葉を壮大にラッピングしたもの」なんです。
作曲家、特にシンガーソングライターたちにとって、歌というのは「伝えたい思い」が最も重要なんです。伝えたい思いにメロディを付け、伴奏を付け、美しい声を心を込めて歌いたいのです。音楽活動を続けていくうちにもっと打算的になってしまったりはしますが、彼ら彼女らの原点には、「伝えたい思いを歌う」という原点があります。
そして、人生の恋愛体験の中で、「あぁ、愛してる!」と誰かに対して心から思ったとき、「愛してる」という歌詞の曲が書きたくなるのですね。
「私なりの愛してる」を歌にしたくなるのです。
だから、「愛してる」という歌詞の曲がたくさんあってよいのです(*'▽')
あなたがシンガーソングライターや作詞家をやっているとして、夢中で書き上げた歌詞のサビが「愛してる」で、翌朝起きて見返したとき、「愛してるなんてありきたりでツマンネー!」と思ったとしても、それで良いんです。まぁディレクターさんらが何と言うかはわかりませんが、商業作家である前に純粋な芸術家ですから、「愛してる!」と紡ぎたいと思ったなら、そのパッションを大切にすべきです(*'▽')
そのパッションを大切にすると、芸術家人生においてしっかりと充実感を得られると思います♪
もしディレクターさんに「愛してるはつまらないから書き直して」と言われたとしても、「この曲だけは貫かせてください!」と意見するのも良いと思います^^
「愛してる」という歌詞が、作家の心からにじみ出てものではなくて、「こういう歌詞を書くと売れそうだから」などと打算的な動機で書かれることもあります。そういう曲も数多く存在してはいますが、シンガーソングライターが心からそう思って紡いだ曲も、たくさんあるはずなのです^^