「たましい磨き」とは、とても多様です。
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 5分
「人はたましいを磨くために輪廻転生を繰り返している。」
2000年頃、江原啓之さんがスピリチュアルブームを起こした際に頻繁に語ったこうした理念によって、「人生は自分を成長させるためにある」という認識を身につけた人は多かったでしょう。
アセンション、色の叡智、13次元の概念は、それを細かく解説しているにすぎません。
自己成長とは、仕事や家事をがんばることだけではない。
スピリチュアルや魂みがきという概念に目覚めたとき、「もっと仕事をがんばろう」「愛情を持って家事をがんばろう」と意気込んだなら、それは良いことです。
しかし、「たましいを磨く」とはもっと多面的な成長です。
れなのコラムを読み、イエローやブルーやヴァイオレットのオーラについて知った人は、それがわかってきているでしょう。
芸術とは単なる遊びではなく、芸術的感性を磨くこともたましい磨きの1つです。
様々なスキルを身につけると、13次元に近づくし生きやすくもなる。
「自己成長なんて面倒くさい」と言う人もいます。そうしてテレビばかり見て過ごしたいならそうすればよいです。それで幸せなのでしょうか?
テレビばかり見てぶくぶくと太るだけの日々なら、仕事も出来ませんし、恋愛もできません。お金がないなら親に支配され続けることになります。そこに自由はありません。
ある程度勉強が出来るようになり、ウェイトレスの仕事が出来るようになり、デスクワークも出来るようになり、社交性も身につけたなら、様々な場所で働くことができ、人生の自由が広がります。海外に旅行もできます。
自分を磨けば磨くほど、様々な場所で様々な仕事をし、様々な人と様々なことを楽しんで生きることが出来るようになります。それに、明日の不安におびえることが減ります。
霊的真理としては、誰しも7次元や13次元に達するために輪廻転生を繰り返します。それが信じられないならそれでもよいです。7次元も13次元も輪廻転生もないとしても、様々なスキルを磨いたほうが生きやすくなりますし、様々なことを楽しめるのです。男性に隷属させられることは減ります。
素晴らしい恋愛は、運命の人に巡り逢うだけでは出来ない。
「素晴らしい恋愛をしたい」と誰もが憧れるでしょう。しかしそれは、運命の人が現れてあなたを連れ去ってくれるだけでは叶わないのです。
恋愛とはギブ&テイクのコミュニケーションです。
彼を思いやる優しさがなければ、恋愛は上手くいきません。
彼を魅了する可愛らしさやセクシーさがなければ、恋愛は上手くいきません。
「恋愛を楽しみたい」という目的のためにも、人は様々なスキルを磨く必要があるのです。様々な面で精神を磨く必要があるのです。
「セックスを楽しみたい」という目的のためにも、精神を磨く必要があります。精神性の低い人はセックスで堕落してしまいます。悪い男性に人生をボロボロにされてしまいます。体をボロボロにされてしまいます。
手を繋いで歩きたいだけなら、可愛くしていれば叶う。
恋愛に何を求めるかは、人それぞれです。
あなたが、男性と手を繋いで歩きたいだけなら、可愛くしてさえいればそれは叶うでしょう。
男性はとりあえず、可愛い女性とのスキンシップを求めます。しかし、あなたの性格が悪いならすぐにフラれてしまうでしょう。
多くの女性は、ただ手を繋いで歩くだけでなく、「より魅力的な男性」に「長く愛され」、「優しくされたり、思いやられたり」したいと願うでしょう。
そのためにはやはり、自分を磨く必要があるのです。可愛くするのも大切なことですし、わがままを抑えたり思いやりを培ったりする必要があります。コミュニケーション能力を磨く必要があります。
あなたにとってセックスがまるで無関心であるとしても、あなたが恋愛を濃密に楽しみたいなら、セックスに目を背けるわけにはいきません。男性は恋愛に、セックスを求めているからです。
「私はセックスをしたくないが男性に深く愛されたい」というのは、非常に難しいことです。
男性が何を求めているのか理解をし、そのニーズに応えることが必要です。恋愛とはあなただけのものではなく、2人で育むものです。
人生のどこかで、セックスの技術も磨く必要があるでしょう。
私は、「フェラチオに嫌悪感があるなら無理にしなくてもよい」とよく書きます。
しかしその一方で、あなたが濃密な恋愛体験を求めているなら、フェラチオやセックスに対する努力が必要です。初めての恋愛では彼にされるがままでもよいかもしれませんが、人生のどこかで、セックスの技術を磨く必要があるでしょう。
ピアノを弾くために運指を繰り返し練習するように、フェラチオも繰り返しの根気強い練習が必要です。セックスが上手になるためには、スポーツや芸術のように繰り返しの熱心な努力が必要です。嫌々やっているようでは上手くはなりません。
今の彼氏のペニスをどうしても触る気になれないなら、それでよいです。あまり良い相手ではないのでしょう。別れるとよいです。
長い人生のために、フェラチオやセックスの技術を磨いておく必要があるのだな、と認識しましょう。
誰が相手だったら、フェラチオの練習をしたいと思えるでしょうか?誰が相手だったら、あなたの性的魅力で官能させてもいいと思えるでしょうか?そのような男性を選んで、セックスの練習台になってもらえばよいのです。
自動車の教習所の教官は自分で決めることは出来ませんが、セックスの練習相手はあなたが決めることが出来ます。
これは人生や恋愛を濃密に楽しむにおいて、意外と重要なことです。
恋愛にあまり興味がなくても、結婚をして末永く夫婦円満に暮らしていきたいなら、料理の腕とともにセックスの腕も磨いておいたほうがよいのです。
現代社会における、こうした現実を理解しましょう。
もちろん、13次元に達するためにも大天使に達するためにも、セックスを受け入れるだけでなく能動的に相手を官能させる技術や意欲が必要になります。
「たましい磨き」という観念の中には、可愛くおしゃれをすることやフェラチオの技術も含まれるのです。
勉強もしておいたほうがよいです。
料理も練習しておいたほうよいです。
セックスも練習しておいたほうがよいです。
人の生とは、とても多様です。