悪いことをしていないのに罪悪感や虚無感を感じるのはどうして?
- acousticlife111
- 2022年3月1日
- 読了時間: 5分
特に悪いことをしていないのに、日々の生活を送っているだけで罪悪感や虚無感に襲われ、憂鬱になる人がいるでしょうか。
自己啓発のポジティブシンキングやスピリチュアルなレメディなど試しても改善しないでしょう。
罪悪感や虚無感の原因は何なのでしょうか?
フリーランサー、在宅ワーク、専業主婦に多い。
罪悪感、虚無感の要因は、普通は自分でわかるものです。しかしその原因が見当たらない場合、「家でぼーっとしている時間が長い」のではないでしょうか?
フリーランサー、在宅ワーク、専業主婦などに多くみられます。
効率の良い仕事を見つけても、罪悪感や虚無感に襲われる。
近年は特に、フリーランスや在宅ワークを画策する人が増えました。「効率よく稼ぐべき!」といった自己啓発やビジネス書が多く、特殊技能を身に付けて1日で5万円を稼ぐ、何かの商品を売ることで家にいながら大金を稼ぐ、といった暮らしをする人が多くなっています。
短時間で効率よく高収入を得られたら幸せになれる・・・と思っていたのに、実際は罪悪感や虚無感にさいなまれ表情が曇ってしまう。そういう人は多いものです。
結局、皆がせっせと仕事や家事などして社会貢献をしているのに、一人だけゆるゆると優雅に過ごしていても、幸せを感じるどころか罪悪感や虚無感、そうでなくても退屈や寂しさを感じて嫌になったりするのです。
嫌にならない人もいるでしょう。モラルの低い人は怠惰な生活に何も感じません。しかしグリーンが70点もあるなら、親が叱らないとしても自分で自分に罪悪感を感じたりするでしょう。
暇を持て余して、友人に誘いをかけてまた罪悪感、という悪循環。
短時間で効率よく高収入を得られるような仕事を掴むと、暇な時間が増えます。暇なので友人や彼氏に「遊んで」と連絡を入れると、「忙しくてそれどころじゃない」と断られたり、「あなたは呑気でいいわね」とため息をつかれたりします。
それでまた罪悪感や虚無感を感じたりするでしょう。
お金がたくさんあるので豪華なランチなどに友人を誘いますが、「あなたは呑気でいいわね」と言われてまた罪悪感を感じます。周りが結婚し、子育てを始める年齢になると、なおさらでしょう。
セレブな友人を数多く持っている場合、遊びに付き合ってくれる人もいるでしょう。
しかしセレブな人のほとんどは性格が悪く、遊んでも自慢やマウントに付き合わされて不快な思いをします。会話の内容が幼稚で、不快な思いをします。
退屈をアニメやゲームで潰しても、やはり罪悪感や虚無感にさいなまれる。
時間をアニメやテレビゲームに費やせば、退屈を忘れることが出来ます。最初の1か月くらいはそうした生活が楽しい、幸せと感じるかもしれませんが、1か月程度も経つともう飽きてしまうか、「私は何をやっているんだろう」と罪悪感や虚無感にさいなまれるでしょう。
体が太ったり、吹き出物が出たり、体力の衰えを感じたりすると、さらに罪悪感や虚無感を感じるでしょう。
特に勉強や仕事に熱心だった人にとって、「呑気にテレビばかり見ながら過ごしてみたい」といった欲求を抱くのは自然です。それは悪いことではないですが、1か月程度も満喫すると、もう飽きるでしょう。
結局、人並みに汗を流していたくなる。
結局人は、グリーンが70点くらいにも達していると、「人並みに汗を流しながら生活していたい」と感じるようになるのです。
「どのみちフルタイムと同じくらいの時間は働く必要がある。それで月20万円もあれば一人暮らしが出来る」という算段が立ちます。すると、「月給20万円の仕事で別にいい、時給1200円も貰えれば充分だ」といった質素な観念になるのです。
だから誠実な人は金銭欲も薄く、低収入の仕事を選んでいる傾向があります。
フリーランス、独立などを求めるとしても、日給5万円でセラピーを行いたいなどとは感じず、「月収20万円を確保するにはどのくらいの金額が妥当か」と逆算して、安い値段で食事を提供したり、マッサージを提供したりします。
90年代頃までは、食堂やラーメン屋などには500円程度の店が多かったですが、それは店主がこういう考えをしていたからです。
また、誠実な「ソフィア」の人が食堂など開業すると、こういうお店をやるでしょう。
虚無感を感じない方法を、あなたなりに考えてみましょう。
もし、高収入なフリーランスなどしていて日々に虚無感を感じているなら、虚無感を感じなくて済む方法をあなたなりに考えて、生活を改善してみましょう。
商売するものの単価を下げる
副業で働きに出てみる
そのフリーランスをやめて普通の労働に戻る
余った時間やお金で奉仕的なことをする・奉仕的な人をサポートする
などが考えられます。
結局、過剰に楽をしていても虚無感で不幸を感じるでしょう。だからバランスを取り戻さなければなりません。
マリッジブルーの要因も同じようなこと。
結婚の決まった女性が、結婚直前になって憂鬱になったり、罪悪感にさいなまれたりすることをマリッジブルーと言います。
この要因も上記と同じようなことです。裕福な男性に養われて家でのんびりしていられる自由を手にしても、そこに罪悪感や虚無感を感じるのです。
相手が裕福だとしても、働きに出て社会に貢献している実感を得たほうが良いでしょう。ゴージャスな夕食を食べに行くのに、「自分で働いて食べた」という責任を持ったほうが良いでしょう。
マタニティーブルーも同じです。妊婦だからといって必ずしも家で安静にしている必要はなく、適度に仕事や地域活動などに汗を流しているほうが、心も体も健康でいられます。