イノセントワールドのパクリじゃねぇかよ!
というツッコミは、受け付けます(≧∇≦)
「陽のあたる坂道」というタイトルとサビのフレーズは、あまりにも「イノセントワールド」の歌詞のパクリであるため、リリース当時は私もこの曲には拒否反応を示しました(汗)
しかし、「多少のパクリはあちこちで繰り返されているじゃん」という事実を加味してこの曲を鑑賞するなら、全体的に言えば良曲だと思います^^
メロディはシンプルで美しいですし、歌詞の感傷性も良いです。アレンジも、過剰に飾りつけすぎに良い感じです。伴都美子は歌が上手く、そしてかわいいですね♪
hitomiにも言えることですが、「ミスチルっぽいメッセージソングをやりたい」というコンセプトが強いなら、avexでやらないほうが良かったですね。この曲やDo As Infinityというユニットは、avexでなかったらもっと売れていたと思います。もっと評価されていたと思います。
(少なくとも当時の)大衆には、「avexは売れ線の軽い音楽をやる会社」という印象が根付いていたため、メッセージソングを好む層は根本的に、avexの楽曲に見向きしないのです。残念ながらそういう色眼鏡が働いてしまいます。
おそらく、その誤算をメンバーや関係者は肌で感じたでしょう。思いのほか売れないので、「アニメのタイアップを取る」というプロモーション戦略にすがりついたのかな、と察します。
2000年初頭はまだ、メジャーアーティストがアニソンを担当するのはあまり一般的ではなく、特にクールな印象を持ちたいアーティストはアニソンタイアップを好まない傾向でした。
しかしDo As Infinity辺りは、アニメタイアップに救われた感がありそうです。
そして、こうした現象は結果的に、アニメと大物アーティストを結び付ける良い橋渡しになったように思います。Do As Infinity、hitomiの流れから、avexは浜崎あゆみなんかもアニメやテレビゲームのタイアップをとりはじめます。
すると業界全体が、「大物アーティストもアニメタイアップしたっていいじゃん」という土壌が醸造されてきた感があります。
こうした橋渡しがなかったら、ミスチルがONE PIECE映画の主題歌を担当するなんてことも起こらなかったかもしれませんね。
BUMP OF CHICKENがアニソンを数多く手掛ける、なんていうのも、2000年初頭には想像もできませんでした。
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