top of page
  • 執筆者の写真さと

まだ坂道の途中だよ

まだ坂道の途中だよ


少しハリがなくなってきたな 鏡を見てしかめ顔

「まぁいいか!」という呪文の効き目も鈍くなってきた


これでいいのか 知ってるのは私だけなんだ


 まだ坂道の途中だよ

 切なさの理由を探しあてる

 似た風景で満足しては

 あの人に出会えるはずもなく


ポジティブシンキング という名の言い訳? わからない

「まぁいいか!」とお茶を濁しては もう前に進めない


思考を怠けたら 誰かに騙されてしまうんだ


 また坂道の途中だよ

 同じ夢を 何度も見ている

 叫びたいその衝動が

 私を夢から叩き起こす


何かに急かされ走りだすのは もう嫌なんだった

バスを待つ必要すらない

道端の花は 私を摘んでと笑いかける


 まだ坂道の途中だよ

 切なさの理由を探しあてる

 似た風景で満足しては

 あの人に出会えるはずもなく


 また坂道の途中だよ

 同じ夢を 何度も見ている

 叫びたいその衝動が

 私を夢から叩き起こす


 服を着替え 靴を履き替える


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

谷の上の鷹は

谷の上の鷹は 谷底に突き落とされた獅子の子のごとく いつまでもイジけてばかりはいられないな 競争ばかりのこの社会 這い上がらないと生きてけない クビにならないために藻掻くんじゃなく どんな仕事だって 食っていけるように あぁ 視界は明るくなったが やることは益々増えちゃったよ どうしてくれるんだ! あぁ アイツはなぜに多才なんだ? いつもテキトーに流してきたことを もっと真剣にやりゃいいのか 才能

自己矛盾

誰かが不貞腐れた僕らをつまんで トラックの荷台に放り込んだ 「地球」という名前の 古びた乗り合い(ピックアップ)トラックだ それが優しさなのか厳しさなのか 誰もわかりやしない ヤツは無口なもんだから 何を考えてるか知らない 風に吹かれながら 暮れていく夕陽を見ている 冷静とも少し違う 疲れて声も出せないだけだ ごめんね 僕は待ち望んだ英雄じゃない 一介の旅人だ 旅人ですらないかもしれず 魂の色が何

言葉にならない

言葉にならない 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかるけど ついつい「可愛いね」って言っちゃうんだ 嘘を付けないもんでさ 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかっている その可愛らしさは 優しさがにじみ出ているんだ 最近悩みがあってさ! 聞いてくれるかい? 人生の宝探しに 次のステージがないんだ 飾らずに伝えたい 愛おしさを 今日も懲りずに 掠れずに歌いたい 愛おしさを 自分の言葉で

bottom of page