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執筆者の写真さと

見えないキズナ

見えないキズナ


運命に翻弄されて 順風満帆ではない人生

子供の頃からずっと 近くで遠くで 見守ってた


美人は美人なりに 複雑なしがらみ抱えて

その艶やかな頬を 濡らす夜もあるのだろう


 クラス替えに振り回される 子供たちの人付き合い

 校舎すら違う君に 話しかける口実もなく


同じ部活にいたって 遠い親戚のような距離感

それでもやっぱりずっと 近くで遠くで 見守ってた


いつしか顔色悪くして 休みがちになったその理由さえ

知ることが難しかった僕は 力になることも適わず


 衣替えに振り回される この国の人たちの移り気

 解放され笑顔取り戻す君に 話しかける必要もなく


君が話しかけたい僕になろうと そんなふうに思うけど

大きくはなれない

近くて遠いその距離で ただ君の幸せを願う


 時折り僕に見せる笑顔は あの頃と変わらなくて

 見えないキズナを握ってるなら それだけでもいい


 安らぎの場所が1つはあると 君は気づいてるのだろうか

 見えないキズナを握ってるなら それだけでもいい

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