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  • 執筆者の写真さと

君が僕に飽きる前に

君が僕に飽きる前に


君が僕に飽きるなら それでいいと思ってる

君を喜ばせるために手品買い続けるわけにもいかないし

僕の言ってることわかってもらえないなら

価値観の違いってことで さようなら


・・・そう思って付き合い始めて もう2年が過ぎる

君は手品の一つさえも欲しがらず

僕の腕を絡めては 嬉しそうに微笑んでいる


 恋愛って何なんだ?

 みんなのやつとは違いすぎて

 未だによくわからない

 ただ一つ言えることは

 君と腕を組んでいて 僕はとても幸せってこと


でも君は 次から次へと小さな手品用意して

なぜだかどんどん可愛くなっていく

でも君は僕の無精ひげと無地のカットソー姿が好きで

なんだか複雑な 申し訳ない気持ちになったりする


僕が君に出来ることは 

「デートしていて嬉しい」って 会うたびに言うこと

それでまた君は 嬉しそうに微笑んでいる 


 恋愛って何なんだ?

 みんなのやつとは違いすぎて

 未だによくわからない

 もう一つ言えることは

 どれほど好きか伝える言葉が 見つからないってこと


君が僕に飽きる前に 見つけられたらいいのだけれど

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