top of page
  • 執筆者の写真さと

兵どもが夢のあと

兵どもが夢のあと


駅前で歌ってるやつなんて 久方ぶりに見かけたもんだ

酔ってるフリなんか決め込んで チップをはずんでやった


「がんばれよ!」って 言われたかないよな

わかってんだよ 俺だって昔は…


 ちっぽけな正義を持って なぜこんな時代に生まれたのか?

 出来損ないの新人を叱って 満足している場合じゃないだろう

 老いてもなお 出来ることはあるだろう 


「初めて会った気がしませんね」って 褒められてんのか知らない

人の顔見ると頬が緩むのは 親父譲りだ 俺のせいじゃない


「乾杯しよう!」って善意のつもりが

煙たがれるのも 「多様化」ってやつか


 上等な笑顔を持って なぜこんな都会に生まれたのか?

 天手古舞いの老人を騙して 汚金稼いでる場合じゃないだろう

 老いてもなお 出来ることはあるだろう 


兵どもが夢のあと

長かった宴はもういいんじゃない?

争ったことならもう無礼講

酒の唯一の利点は それだからな

兵どもが夢のあと


 ちっぽけな正義を持って なぜこんな時代に生まれたのか?

 出来損ないの新人を叱って 満足している場合じゃないだろう


 上等な笑顔を持って なぜこんな都会に生まれたのか?

 天手古舞いの老人を騙して エリート気取ってる場合じゃないだろう

 老いてもなお 出来ることはあるだろう 


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

女神は問う

その剣がその手に 合ってるのはよくわかる この声に合った歌は 一体どこにあるのかしら? 芸術も冒険だ 何かを探して旅をする 「月並みな人生じゃイヤです」と そういえば神様に ねだったんだったわ あの物語の中で 私に似てるキャラは誰? 久しぶりに読み返すと 感じ方が変わってる 芸術も冒険だ 誰も家で満たされはしない 「月並みな装備では嫌です」と 英雄は言わずとも 名刀に導かれていく 夢の中で 女神は

街はきらめき

茶色い革のリュックを背負って どこにおでかけ しようかな 大人になった気分でいるのに 「かわいいね」って みんな頭をなでる ハンカチーフしか入ってないのはナイショ 何か見つけてくるからね 街はきらめき 私を誘う 色とりどりのポップカラーは 天使みたい 帽子がきらめき 私は驚く 昨日描いた絵にソックリなんだから! 厚いソールのシューズを合わせて 少し世界が 違って見える デザイナーになりたいなって呟

青春はあまりにも長く

落ち込むことにも飽きてしまったわ 青春は あまりにも長くて 遅咲きで良かったと 近頃は思うの 私の愛しい人は 神様が用意したのかしら それとも私が用意したのかしら あなたと恋して 自信が湧いたの まだあと百年そばにいてくれる? 恩返しに 時間がかかるんだもの! スポットライトを浴びたいわけじゃなくて 日がな歌っていたいだけ 話がかみ合わず 遊ぶのは疲れる 白い色をどう思う? 感じ方は変わるものなの

Comments


bottom of page