さと疲れを知らぬ体がほしい疲れを知らぬ体がほしい 決勝まで勝ち抜いて ようやく挑戦権を得る 夢を追うことは そんな途方もない試合 でも人生なんて長すぎて 夢を見ないならヒマすぎて 全盛期で海の向こうに羽ばたくには? 逆算したらもう 急がなくちゃだよ! 疲れを知らぬ体がほしい...
さとまだ坂道の途中だよまだ坂道の途中だよ 少しハリがなくなってきたな 鏡を見てしかめ顔 「まぁいいか!」という呪文の効き目も鈍くなってきた これでいいのか 知ってるのは私だけなんだ まだ坂道の途中だよ 切なさの理由を探しあてる 似た風景で満足しては あの人に出会えるはずもなく...
さとリラの花リラの花 芸術家はなぜ旧市街に隠れ住むのか 鷲の巣村を歩きながら物思い リラの花が咲いている 少し悲しげに 人に見られたいけれど 騒がしいのは求めていないの 少し見晴らしの良い場所で 世界を眺めてみたかった 青い海を焼き付けたら いつか瞳は青くなるかしら...
さと旅は道連れ旅は道連れ 昔話みたいな古い家を 見に行きたいと思い立った 理由なら何にもないけど きっとそれで良いんだ 女子会の肴に打ち明けたら 食いつく友が一人 夢の国のお城じゃないよ? もの好きがいるもんだ 三連休とれたけど 紅葉には少し早いかなぁ...