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  • 執筆者の写真さと

Good Luck

Good Luck


僕のいない生活はどうだい? 

新しい温もりが 君を包んでいて


貸したまんまの 小説やなんかを 

見る時くらい 僕のことを思い出して


優しさの真意(いみ)を 幸せの真意(いみ)を

悟った時 失くしたモノの偉大さを知る


 「本当の君」に気付くまで 成れるまで

 もう少し僕が 傍にいてあげたかったなぁ

 僕らの恋を引き裂いた運命は

 明日に何を用意しているのだろう


僕の頭の中の図書館で 幾つもの書物を引っ張り出して

それを君はどこに還元(かえ)すんだい? 

それを君は誰に活用(いか)すんだい?


本当の理由は 心変わりだろう

そんなことは知ってる それでやっと 辻褄が合う


 「本当の君」に気付くまで 成れるまで

 もう少し僕が 傍にいてあげたかったなぁ

 だけども君は そんなこと望まなくて

 それなら僕は 僕でいる意味もなくて…


君の幸せを 心から願うには まだ辛すぎて

暗く湿った心には 憎しみさえもカビのように

いつか 僕らの人生(みち)が 再び交わる時が来るなら

「ごめんね…」とささやいて もうその手を離さない…!


 誰にも心開けない そんな君が

 この僕にだけ見せてくれた 本当の笑顔

 他の誰かに 見せられるようになったかな

 それなら僕は嬉しくて

 …ちょっと 寂しくて

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