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執筆者の写真さと

CROSS ROAD

CROSS ROAD 


レールはそこで途切れていて 僕たちは途方に暮れた

乗り物なら要らないけれど 道しるべが欲しかった


何かの終わりと 何かの始まりの

狭間の虚無で右往左往…


 途切れていたメロディが再び鳴り響く

 何を告げようとしている?

 気のせいにしちゃぁ切なく美しい

 立ち止まるだけで 今は精いっぱい


ベールに未だ包まれたまま 考えることは増えていく

あの人はなぜ少ない荷物で こんなとこまで来れたのか


退屈しのぎが必要ないことは

頭のパンクが確信している


 途切れていたメロディが再び鳴り響く

 何を告げようとしている?

 思い浮かべる風景が

 正しいとして それはどっちだよ?


神にもバレない方法で 地図を描いた先駆者たち

世界の自転に逆らって でもその先を見据えている

あきらめないことさ

行き止まりなんて あってないようなものだから


 途切れていたメロディが再び鳴り響く

 …誰がそれを鳴らしている?

 「何もない」と誰かが言っても

 僕の前に広がるのが 僕の世界だ


世界があまりに広すぎて 僕たちは途方に暮れた


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