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執筆者の写真さと

天然

天然


そういえば 

君がいつも連れていた ティンカーベルはどこ行った?

七色の鱗粉を撒き散らしていたなぁ


僕の脳内の絵本じゃ 

君は今も 15歳のツインテール


 陽が暮れるほど ゆっくり喋る舌足らず

 僕は 進み過ぎた時計を直す


自分の死を認められず 成仏できぬ浮遊霊の気持ちが

なんとなく わかるような気がするこの頃…


君は 少女ではなくなり

自分の魅力に気付いてしまった


 豊かな胸に 空想と夢を蓄えて

 君は笑う 何も知らないフリ


永久不変の事実

「武器は振りかざすな」

持っているだけでもう 意味がある


 陽が暮れるほど ゆっくり喋る舌足らず

 僕は 進み過ぎた時計を直す


 豊かな胸に空想と夢を蓄えて

 君は笑う 何も知らないフリ


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