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  • 執筆者の写真さと

南風

南風


明日のことも決めないで旅立つ勇気を

くれて ありがとう

最初の手紙の中身は

たくさん考えて それだけ


あなたに見せたい写真を求めて

今日もまた 迷子になってしまう


 南風はいつも少し切なくて

 すべては流れていくことを ささやかに告げている


小さな島ならそのうちに

どこかの海に突き当たってくれる

「私にちょうどいい」と感じる理由は

そんなヘンテコなもの


どうにかなるさと思えるのは

抱えるものを 減らしたからだわ


 夕暮れはいつも少し切なくて

 すべては流れていくことを ささやかに告げている


物語がたくさん浮かんでくるけれど

書き留める間もなく 波にさらわれてしまうの


 南風はいつも少し切なくて

 すべては流れていくけれど また巡ってもくるかしら


 夕暮れはいつも少し切なくて

 すべては流れていくけれど 限りある時間(いのち)を知る


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