風の子
風の子が駆け抜けた イタズラな速さで
一緒に遊ぼうか それとも家に入ろうか
昔なら迷わずに 遊ぶこと 選んでた
シモヤケも カサブタも だからすぐ 治ったんだね
いつしか僕ら 暖かい部屋
新しい友達と 仲良くなって 忘れていく
妖精たちは 今も待ってる
あなたが気付いて 振り向いてくれるまで
妖精たちは 今も待ってる
草花を美しく 輝かせたりしながら
風の子が駆け抜けた 落ち葉を巻き上げて
一緒に遊ぼうか それとも掃いて捨てようか
いつしか僕ら コンクリの道
新しい快適と 美しさを選んでいく
妖精たちは ずっと待ってる
あなたが気付いて 振り向いてくれるまで
妖精たちは ずっと待ってる
青空を気持ちよく 掃除したりしながら
風を愛したら あなたを乗せてくれるだろう
花を愛したら 傷を癒してくれるだろう
星を愛したら 闇を照らしてくれるだろう
水を愛したら 心潤してくれるだろう
妖精たちは 今日も待ってる
あなたが気付いて 振り向いてくれるまで
妖精たちは 今日も待ってる
小鳥のさえずりに 紛れて口ずさんでる
妖精たちは 夜も待ってる
あなたが気付いて 振り向いてくれるまで
妖精たちは 夜も待ってる
星くずを散りばめて 紙芝居描きながら
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