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  • 執筆者の写真さと

青い春

青い春


風の香りが変わるたび また少し切なくなるのは

ろくな青春を過ごしてきていないからさ


「切ない」という感情は 後悔(おもいで)が生み出すものだと

そんなことを悟るために 生きてきたわけじゃなく


無意味に…そして無意識に 若葉をむしり取ってしまった


 やがては終わりを告げる 夢見心地の青い春

 優しい朝の陽射しにさえも 心を震わせることのできなくなってしまう時が

 いつかは訪れるのでしょうか


思春期小説(もの)を読むたびに また少し切なくなるのは

ろくな青春を過ごしてきていないからさ


「切ない」という感情は 後悔(おもいで)が生み出すものだと

そんなことを悟るために 生きてきたわけじゃなく


無闇に…そして無造作に 花壇を踏み荒らしてしまった


 やがては終わりを告げる 夢見心地の青い春

 名残惜しげな夕陽にさえも 心を震わせることのできなくなってしまう時が

 実はもう既に…?


オブラートのように身体を包みこむ不安も

気にせずまとめて飲み込んでしまえればいいのに


 やがては終わりを告げる 夢見心地の青い春

 寂れてしまった心の荒野に  

 鮮やかな華を そして待ちわびる実りの時を

 植え付けることが出来ますように  

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