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執筆者の写真さと

紙の本

紙の本


旅には紙の本が似合う 時代を経てもなお

カビの匂い日焼けの匂い 誰かの涙の匂い


古い小説は古い列車のように 僕をどこかへ連れ去ってしまう


 あぁ ページをめくるのは 行方も知らぬからだった

 この小さな不安は ワクワクという宝物


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