湧き水
山の湧き水みたいに 透き通っていたいと思った
小川の水を一すくい 体身に沁み込んでいく音がして・・・
恋を知らない乙女のように どうすればいいかわからず
ただその清々しさに 寄り添って吹かれていた
きらきら木漏れ日に溶け込んで
消えてしまってもいいと思った
私 いつか昔は 妖精だったのかしら
山の湧き水みたいに しなやかでいたいと思った
小川の水を一すくい 私には捕まえられないわ・・・
旅人に惚れた乙女のように 儚さにときめいてしまうの
巡るもの ・・・あぁ何か 思い出しそうで
きらきら木漏れ日に目を細めて
虹のプリズムが見える
今日は あの丘も越えて まだ見ぬ風景へ
木登り覚えたいのに 誰もが止めるの
木に登るより 街に降りるほうが危ないのにね(笑)
愛すべき人は そうきっと
私よりも高い枝から 世界を眺めている
きらきら木漏れ日に溶け込んで
消えてしまってもいいと思った
私 いつか昔は 妖精だったのかしら
きらきら木漏れ日に目を細めて
虹のプリズムが見える
今日は 吊り橋さえ越えて まだ見ぬ風景へ
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