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  • 執筆者の写真さと

桃源郷

桃源郷


「昨日の夜の星のカタチを 覚えてないならゆとりが足りない」

そんな楽しい方程式なら 

いくつでも覚えて忘れないだろう


雲の流れがあまりに速すぎて 星たちの方が 動いて見える

「未確認飛行物体(ユーフォー)が飛んでるよ!」ってハシャぐキミが

何よりもフシギなクセに…


 左手 丸めて 作った望遠鏡 

 遠くに かすんで見えるは 桃源郷

 おかしなコトバを操るキミの

 茶色い瞳は 何が映ってるの?


コンクリートジャングル 建ち並んでる 

この街に住むリスクは多く

一人ぼっちで空を見上げる

2階の窓から花火は見えない


「花火は自分で打ち上げるもんだ」

強がりキザな セリフを吐いた

誰より大きくて楽しいヤツを 夏の夜空に描きたい


 左手丸めて 作った望遠鏡

 遠くに かすんで見えるは 桃源郷

 誰もいなくなった 夜中の川辺   

 星くずつないで 夢を描いた


キミを想うときに 線香花火揺れる

短すぎる命 悔やんでも

どこにある? キミの住む楽園を探し

今日も 夜の闇に目をこらす


 左手 丸めて 作った望遠鏡 

 遠くに かすんで見えるは 桃源郷

 おかしなコトバを操るキミの

 茶色い瞳は 何が映ってるの?


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