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  • 執筆者の写真さと

並木道

並木道


春休みのわずか2週間の間に

スカートの丈がずいぶん短くなった

私は全然変わってないのに

この変化に ついていけるのかしら


入学式を 満開の桜が 祝ってくれたりはしないけれど

お祝いごとだなんて思ってないから 別にいいの


 どこに行きたいのかもわからず

 並木道をくぐり抜ける

 寄り道の自由はあるのかしら? 新しい暮らしでは


年を重ねるごとに皆

微笑むのが下手っぴになっていく

私はそこには加わらないと 思っていたのにな


冬が過ぎればあっという間に 夏が訪れてしまうように

青春という季節は 思いのほか短いのでしょう


 どこに行きたいのかもわからず

 並木道をくぐり抜ける

 誰もがこっちに歩いていくけど 本当に正しいのかしら


皆がクラリネット吹けるわけじゃなく

誰のせいでもなく道は曲がっていく

そこでまた新しい何かに 出会っていくのでしょうけれど


 どこに行きたいのか問いかける

 長い長い並木道

 寄り道の自由はあるみたいね 無理やりさせられたりね


 どこに行きたいのか問いかける

 長い長い並木道

 大丈夫 大したことではないの 抜け道を知ってるから

 私なら 知ってるから

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