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  • 執筆者の写真さと

目的地は

目的地は


窓にもたれかかって眠る君は 少し疲れた顔してるようだ

連れてきて良かったのだろうか 時々不安になる

他の人との旅なら 今ごろジャグジーのお風呂だろう


「眠るまで」と言われた手を そっと離してみる

微かな寝言も漏らさずに 君はまだ握り返す


 幸せの形など人それぞれなのだから

 僕の好きな風景を 君がどう感じるかは知らない


いつの間にかすっかり日に焼けて それとも砂ぼこりか

白かった頬が夏休みの少女のよう かわいそうにも思う

他の人との旅なら 珍しい美容液でも買っていよう


「何も持たずに」と挑んだ君は むしろ何かを手放し

微かな不満も漏らさずに ずっと笑っている


 人の本音(きもち)などわかりようもないから

 この道が正解か バスが停まっても知らない


身長差が30センチもあったら

完全に同じ風景は見れないんだよ

僕の愛するものが 君にも伝わるんだろうか


 幸せの形など人それぞれなのだから

 僕の好きな時間を 君がどう感じるかは知らない


 何に乗ってどこに行きたいか 君が決めてごらん

 なんだっていいんだ 君の幸せが目的地だから


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