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  • 執筆者の写真さと

森の妖精

森の妖精


ボクを育てた あの森を見に行こうよ

母さんみたいに 優しい場所なんだ

そんなに遠くないからさ ホラ 自転車でも行けるよ


初めて 自転車に乗った瞬間も

アイツとの大ゲンカも みんな知ってる 大きな公園なんだ


 見るもの全てに 心動かされ

 触るもの全てに 驚きを感じて

 聞いたこと全てを 真に受けるから 時にはダマされて…

 あの頃の眼差しを どこに置いてきたんだろう


ボクを育てた あの森を見に行こうよ

居るかわからない妖精を 探そうよ

そんなに遠くないからさ ホラ 仔犬も一緒でいいよ


初めて 逆上がり出来た瞬間も

失くしたボールの行方も みんな見ていた 大きな樹があるのさ


 誰よりも早く 高いところまで

 登った場所から眺めた世界は

 汚れなく 希望に満ちていたこと 忘れたときは

 

 あの頃の眼差しを 取り戻しに行こうよ


あの日の鬼ごっこは 今でも続いている

シャニムに夢を追いかけて

現実に追い回されて…


 「いつかは世界を変えてやるんだ!」と

 ホンキで思って すぐに忘れてる

 形なきものを大事にしすぎて

 キチガイ扱いさ

 

 あの頃の眼差しを どこに置いてきたんだろう


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