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  • 執筆者の写真さと

四国の道

四国の道


誰かのために生きても虚しいだけだと感じて

僕はこの町を出た 音もたてずに そっと


本当の優しさを教えておくれ そう願ってやまない


 道端の花をただ摘むように 欲もなく歩いていく

 意図をすべて手放すと 感性だけが残る

 何色の花と出会うだろう? そんな一日


何かのために生きても虚しいだけだと感じて

僕は力むのをやめた 叱る人は誰もいないさ


本当の笑顔を見せておくれ 窒息してしまいそうさ


 路地裏の子供を探すように あてもなく歩いていく

 向こうが僕を見つけるんだよ 袖を引っ張るなって

 何も持っていやしないのに? そんな一日


頭をカラッポにして

…なんてそんなことすら 考えないようになったらね


 道端の花をただ摘むように 欲もなく歩いていく

 意図をすべて手放すと 感性だけが残る

 何色の花と出会うだろう? そんな一日


 路地裏の子供を探すように あてもなく歩いていく

 向こうが僕を見つけるんだよ 袖を引っ張るなって

 何も持っていやしないのに? そんな一日


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