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  • 執筆者の写真さと

クリシェ

クリシェ


外がやけに明るくて 目が覚め 窓を開けたら

一面の雪景色 慌てて飛び起きた

寒いことなど忘れて パジャマ姿のままで

ムジャキに駆け回って ふと 我にかえる


一度踏みにじった足跡は 

もう二度と 戻ることはない

この心にどんな絵の具を混ぜようと 

ただ濁っていくだけなんだね


 君のクリシェに酔いしれながら 

 静かに眠る 冬の小春日

 幼き日々を夢に見ながら 現実を悟り そしてまた 

 夢にすがる


月日が流れると 今でも時々ね

君の囁く声が聞きたくなる

そうさ 「長旅のあとの我が家」じゃないけどさ

「当たり前」って心地のいいものなんだ

 

忘れなくてはいけない痛みと 

決して忘れちゃいけない痛み

さぁ どうする?

傷つかないためには 他人(ひと)を傷つける側に まわるかい?


 騙し合うのに疲れ果てたら

 いつでもここに 帰ってくればいい

 昔作ったあのハンモックは

 跡形も無く その姿を消しているけど…


 君のクリシェに酔いしれながら 

 静かに眠る 冬の小春日

 幼き日々を夢に見ながら 現実を悟り そしてまた 

 夢にすがる


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