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  • 執筆者の写真さと

もう少し

もう少し


風に揺られながら 静かにおしゃべりしているね

誰のことかと思えば 岸辺の花々


「達観」とはこういうことだと

彼は私に諭すの


 芽吹いた場所で咲けばいい

 自ら堅い殻を打ち破って

 芽吹いた場所で咲けばいい

 自分の色を誇りながら


達観できないなら じゃぁどうすればいいの?

ここが私の居場所とは 思えないわ


誰も君を縛り付けてなんかいないよ

彼は私を笑うの


 綿毛になってさすらえばいい

 誰の支えもないことを覚悟したなら

 綿毛になってさすらえばいい

 自由な人のアドバイス(ことば)を 伝いながら


もう少し 私の手を握っていてほしいの

岸辺で風に揺られながらでいいから


 芽吹いた場所で咲けばいい

 殻を破らなきゃ咲けないのよ

 芽吹いた場所で咲けばいい

 友達と色を遊びながら


 綿毛になってさすらえばいい

 誰の支えもないことを覚悟したなら

 綿毛になってさすらえばいい

 自由も楽じゃないよと 伝道(つた)えながら


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