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  • 執筆者の写真さと

18きっぷに乗って

18きっぷに乗って


18きっぷに乗って あてもなく どこまでも

腰が痛くなって笑った 景色見たくて ずっとひねってたから


僕らの国がこんなにも翠いと 知ってたようでまるで知らなかった


 知らない町は すべてが観光地

 今にも壊れそうな廃駅も

 出来たばかりの鉄橋も


途方もなく連なる山を 飽きることなく 眺めてる

いつまでも止まらないで この電車も この単線も


まだ着かないのと口をとがらす 斜めの席のあの子は

まるで昔の僕だ それをチャカす今の僕


 知らない町は すべてが観光地

 黄金色に光る稲穂も

 空を渡る海鳥も


手紙を書くんだよ いずれ返事が 返ってこないとしても


 景色でお腹ははいっぱいさ 夕飯は缶コーヒー

 手紙に添える文は何でもいい 

 くだらないジョークでも


 知らない町は すべてが観光地

 カカシに話しかけて笑われた

 お城よりも 忘れない


 あまりにも写真撮りすぎて

 スマホの充電 もうなくなった

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