top of page
  • 執筆者の写真さと

静かな教会と浮かぶ箱舟

静かな教会と浮かぶ箱舟


古い列車の硬い座席が 物言わず語りかける

愛とは何か知らないなら街へおかえり と


永遠に続く枯れ草原は この世の虚しさを謡う

されどいきたいと願うしかないのか 旅人のように


 静かな教会と 浮かぶ箱舟

 写真は色褪せても 憧憬は色褪せず

 わずかな後悔と 浮かぶ雑念

 そもそも 今もなお実在する風景なのか


切符を失くしてしまったが 車掌は咎めない

「それはどこかにあるのだよ 今このときも」


殺伐とした風景に 愛が潜んでいるのなら

きっと僕らの国の人々は 見つけられはしない


 静かな教会と 浮かぶ箱舟

 どれほどの昔から 時は止まったままで

 静かな往来と すさぶ雑念

 しかしあの人は 城から出たのではなかったか


聞いたことない楽器の音色 まるでファンタジーだ

僕は生贄か それとも歓待の調べか


 静かな教会と 浮かぶ箱舟

 写真は色褪せても 憧憬は色褪せず

 わずかな後悔と 浮かぶ雑念

 そもそも 今もなお実在する希望なのか


 静かな教会と 浮かぶ箱舟

 どれほどの昔から 時は止まったままで

 静かな往来と すさぶ雑念

 しかし魂は 似た記憶を知っているようだ


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

谷の上の鷹は

谷の上の鷹は 谷底に突き落とされた獅子の子のごとく いつまでもイジけてばかりはいられないな 競争ばかりのこの社会 這い上がらないと生きてけない クビにならないために藻掻くんじゃなく どんな仕事だって 食っていけるように あぁ 視界は明るくなったが やることは益々増えちゃったよ どうしてくれるんだ! あぁ アイツはなぜに多才なんだ? いつもテキトーに流してきたことを もっと真剣にやりゃいいのか 才能

自己矛盾

誰かが不貞腐れた僕らをつまんで トラックの荷台に放り込んだ 「地球」という名前の 古びた乗り合い(ピックアップ)トラックだ それが優しさなのか厳しさなのか 誰もわかりやしない ヤツは無口なもんだから 何を考えてるか知らない 風に吹かれながら 暮れていく夕陽を見ている 冷静とも少し違う 疲れて声も出せないだけだ ごめんね 僕は待ち望んだ英雄じゃない 一介の旅人だ 旅人ですらないかもしれず 魂の色が何

言葉にならない

言葉にならない 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかるけど ついつい「可愛いね」って言っちゃうんだ 嘘を付けないもんでさ 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかっている その可愛らしさは 優しさがにじみ出ているんだ 最近悩みがあってさ! 聞いてくれるかい? 人生の宝探しに 次のステージがないんだ 飾らずに伝えたい 愛おしさを 今日も懲りずに 掠れずに歌いたい 愛おしさを 自分の言葉で

Comments


bottom of page