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執筆者の写真さと

記憶喪失のような感覚

記憶喪失のような感覚


「いつの間にか私ここにいたの」 と

君はフシギなことを言った

「寝ずに患者の手当をしていた

 ・・・夢を見たことは覚えている」


「歌を歌いたかった 可愛い小鳥のような声で」


 「ラララララ…

  何を歌うべきか 今はわからない」


「人を癒すすべを探して 葛藤した十代

 歌は生計(おかね)にはならないと思った

 歌いたい歌がたくさんあった

 ・・・夢を見てたことは覚えている」


「歌を歌いたかった 可愛いあの子たちのように」


 「ラララララ…

  何を求められるのか 今はわからない」


「私の羽根は どうしてこんなに 綺麗な色をしてるのかしら」


 「ラララララ…

  何を歌うべきか」


 「ラララララ…

  何を求められるのか」


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