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見切り発車で旅立て

見切り発車で旅立て 


出来やしないと思っていた 知らない国を旅するなんて

出来損ないと思っていた 頑張ったって中途半端で


旅に出たのか? 弾き出されたのか?

いきさつなんて 尋ねないほうがいいんだ


 行き交う人の群れを 体すべてで見ている

 ヴァーチャルなんて虚しい まだ旅立ちの町なのに

 思い出すのは

 幼かった頃の ニックネームだけでいい


とてつも長い一日が 駅のベンチで幕を閉じ

憧れていた浮浪者の リハーサルをしてる気分だ


頭に詰め込んだ 荷物が重すぎた

100冊なんて 解かないほうがいいんだ


 行き交う人の群れと 瞳だけで話している

 なぜ僕が迷子だと あなたはわかるのですか?

 流れだすのは

 全くもって 悲しいからじゃないのです


仮に僕が 神託の神であったとしたら

「見切り発車で旅立て」それだけ 言うだろう

あとは旅が 教えてくれるから


 行き交う人の群れを 体すべてで見ている

 ヴァーチャルなんて虚しい 観光地ですらないのに


 行き交う羊の群れと 瞳だけで話している

 なぜ誰も迷子には ならずにいられるのですか

 「思い出すのは

  楽しかった旅の記憶だけでいい」


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