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  • 執筆者の写真さと

曇りのない青空を

曇りのない青空を


追い風はときに 私を追い越していき

取り残された私は 不意にうつむく


一人で走らなきゃ

そうよ わかっていたはず


 雲の上まで飛ぶなら

 空はいつだって快晴だ

 …そう

 曇りのない青空を 誰かに届ける途中だったんだ


誰とでも合わせられると思っているのに

取り残された私は 少し悩む

誰かを愛さなきゃ

いつか 然るべきときには


 雲の上まで飛ぶなら

 並みの男はついてきてくれない

 …あぁ

 それを覚悟のうえで 雑踏から飛び出した私だった


賢くなればなるほど

自分をごまかせなくなる

いつの間にかコードが変わって

タンチョウになってしまっていないか


 雲の上まで飛ぶなら

 空はいつだって快晴だ

 …そう

 曇りのない青空を 誰かに届ける途中だったんだ


 アコギの音色を合図にして

 目をつむったって飛べるはずだ

 …そう

 曇りのない青空を どこまでも飛んでいくイメージ


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