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愛のその先

愛のその先


「愛することから始まる」その言葉の真意(いみ)が

ようやくわかった気がするの

本当に好きな人を愛さないと

私の世界は発展(ひろ)がらない


停滞に滅入る二十代は まだ人生の序章で

それまでは 愛するための準備をしていたに過ぎないんだわ


 僅かな痛みを携えて 恋の階段を上る

 微熱にうなされ 思考はままならず

 人のフシギに出会う 最初の入口


「今日もステキね」それすら上手く言えないのは

あなたのことが好きだから

だからたしかに手を握らないと

思いが行き交わないと悟る


仕事が少しなおざりだけど 今はそれでいいの

このときは 資格の取得のために脇道するようなものよ


 僅かな痛みを携えて 恋の快感に溶ける

 苛烈に驚き たとえようもない

 恋が愚かというなら それ以外は何?


愛することを受け入れてくれて ありがとう

膨大なエネルギーが 私の中でくすぶっていて

それが世界を創っていくのだと あなたを通して気づいたの


 僅かなためらいを振り切って  恋のその先へ進む

 貰った喜び(もの)より多くの喜び(もの)を

 あなたに注ぎ満たしたくて どうしようもないの


 愚かなためらいを乗り越えて 愛がどうでもよくなる

 たとえばこれが 愛じゃないなら

 私はきっと 愛よりももっとその先にいるの


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