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  • 執筆者の写真さと

山の向こうは

山の向こうは


南国でも高地に上がると 静けさに包まれる

真面目な人が多いのだろう 住人も旅人も


遺跡を追いかけてここまでくる旅人は少ない

だからこそロマンがあり ドラマがある


 山の向こうは 靄がかかって見えない

 それでいいのだろう


早朝は寒いくらいだ 朝靄が濃度を増す

山地は益々静かになって 平和を謳歌している


奇跡を追いかけるだけの神秘主義者の姿はない

だけどここにロマンがあり 気づきがある


 山の向こうは 靄がかかって見えない

 それでいいのだろう


少し疲れた体で 夜は早くまどろむ

この町に来てやけに夢見が良いのは なぜかしら


 山の向こうは 靄がかかって見えない

 それでいいのだろう


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