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  • 執筆者の写真さと

小鹿のように

小鹿のように


世間知らずだったことさえ知らずだった私は

それでも笑顔で幸せで


小鹿のように走りまわっては

汗を流せば 涙も乾くと知っていた


 次に迷ったら あなたに聞くわ

 本当の私が どうしたいのか


地平線の彼方まで 駆けていきたかった

夢の名前さえ知らなくて


曲がりくねった道の先には

また懐かしい 景色が待っているけれど


 一周まわって 変わったことは

 少しおしゃれになっただけなの


心から 語りたい

夢や理想を


 次に迷ったら あなたに聞くわ

 本当の私が どうしたいのか


 一周まわって 変わったことは

 歌が上手になっただけなの


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