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執筆者の写真さと

小さな鍵穴

小さな鍵穴


正しいことを嘲笑う人がいるなら

もう どうすればいいっていうのよ


いつも同じ道を曲がって走るだけなのに

まるで迷宮のようなこの世界


 本当は素直に 希望を叫びたかった

 子供みたいだと 言われてももう ひるまないわ


優しい人を見つける前に日が暮れるなら

もう どうすればいいっていうのよ


閉ざしてしまえば 安全だけど孤独なの

小さな穴を 人知れず開けておけ


 本当は素直に 愛をささやきたかった

 少女(こども)みたいだと あなたにはずっと 言われていたい


傷跡が消えていなくても

痛みがまるでないこともある

気づいたときに見えてきた

誰かの 小さな鍵穴


 本当は素直に 希望を歌いたかった

 子供みたいだと 言われてももう ひるまないわ


 本当は素直に 愛をささやきたかった

 少女(こども)みたいだと あなたにはずっと 言われていたい


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