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  • 執筆者の写真さと

妙に心に響くんだよ

妙に心に響くんだよ


模索の毎日が いつしか花を咲かすのだろうと

公園の花壇を 素通りして駅へと向かう


「正攻法じゃ勝ち目がない」と 君は肩を落とす

でもその青臭い声が 妙に心に響くんだよ


 大人にならなくていい

 優しい人になればいい

 結局僕らはまた 秘密の場所に戻ってくるさ


孤独の毎日が 人を強くも弱くもして

正しいと思った信念だって 揺らいだりする


「成功法が見つからない」と 君は今夜も悩む

でも幸せの庭のカギなら その手の中にあるだろ?


 大人にならなくていい

 優しい人であればいい

 難しいことわからなくても 人を暖められる


色々知らなくてはいけないが

忘れてしまうことが怖い

頭の中にスペースをとっておかなくちゃ?


 大人にならなくていい

 優しい人になればいい

 待ち合わせしなくても再会(あ)えるのが 真の運命の人さ


 大人にならなくていい

 優しい人であればいい

 同じ瞳の色した人が 君を見つけ出すだろう


 同じ心の色した人が 君を抱きしめるだろう


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