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  • 執筆者の写真さと

夢ばかり大きくて

夢ばかり大きくて


星がなぜ光るのか 未だに不思議に思うわ

時々またたいては 「見上げろ」と催促している

星屑つなぐほどロマンチストじゃないけれど

宇宙(せかい)の広さを想像(おもい)いながら 圧倒されたりする


忙しい日々の中で 光はメゲずに私をゆする

シャイな私のおしゃべり 勝手にお友達


 夢ばかり大きくて なかなか歩き出せない

 卵を温める 親鳥の気分

 いいえ 少年のように無邪気でいいはずよ

 今はまだ 自分の空を


男なのに 柔らかく優しいあの人

そうか女だからって 言い訳をしてはだめね


私の小さな思いが 神を動かすかもしれない

あの人の傷がどうか 癒されますように


 夢ばかり大きくて なかなか歩き出せない

 手ぶらじゃ無理よ 準備がいるの

 そうね 女の支度は長いのよなんて

 ヘリクツは 役立つかしら


騒動のどさくさに紛れて あれこれ捨てるのもいい

足りないんじゃなくて 重すぎたのかしら

風に舞う切符すら 追いかけはしないでいい かしら


 夢ばかり大きくて 本当は欲張りなのね

 本当に欲しいものを 満たすまで動けない

 いいえ 少年のように無邪気でいいはずよ

 今はまだ 自分の空を


 夢ばかり大きくて 本当は欲張りなのね

 背伸びするのをやめたら ようやく自分がわかる

 夢ばかり大きくで でもそれで空を飛ぶの

 いつの日か 大きな空を

 いつの日か 彼方の空を


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