地図をえがいた
朝と夜とを繰り返し どこまでも旅をつづけた
消えることのない光を見つけて 僕は・・・僕は 地図をえがいた
美しいことばかりじゃなくて だから旅がスキだ
排気ガスを吸い込んで それで歌を吐き出す
ぼったくりとケンカして それが笑いのタネになる
あの町の絵葉書に 切手替わりに花びら貼ったら
君の家に届いたらしい 小さな奇跡はあるもんだ
朝と夜とを繰り返して どこまでも旅をつづけた
消えることのない光を見つけて 僕は・・・僕は 地図を隠した
苦しいかどうかは 見方次第で だから旅をするんだ
君はこの町じゃ暮らせないだろう 虫は多いし トイレは汚い
すべて捨てたらいい どうせ役に立ちはしないさ
カバンを軽くすればするほど 見えてくる真理がある
終わりが見えないってことに こんなにも恍惚するんだ
目的地のない旅をしている 意味が 意味が わかるかい?
たくさん寄り道したほうが 大きな地図が描ける
やがてそれが 人々の役に立つだろう
君の原動力が 「優しさ」であるならば
朝と夜とを繰り返して どこまでもどこまでも 旅をつづけた
癒えることのない傷さえも癒えて 僕は・・・僕は 戻らぬと決めた
終わりが見えないってことに こんなにも恍惚するんだ
追いかけるのはやめなよ どこにだって 花は咲いているさ
地図はどこに隠したかって? 僕を追っても見つかりはしないよ
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