予測できない明日が続く
予測できない明日が続く 旅ってそういうもんで
僕がずっと 僕が最も 望んでいたことだ
錆びついた汽車は冒険的な音を立てて
行き先を保証しない と悪魔のように笑う
怖くない と感じるのは結果にこだわらないから
半ばアクシデントを望んでいたりする僕がいて
あぁつまらないな
向かいの客は善い人で
手製のタンドリーチキン分けてもらいながら
朝まで話は盛り上がる
調子に乗ると痛い目見る 旅ってそういうもんで
それはときに厳しくもある 憧れてた自由だ
旅人同士の忠告は 忘れずに守り通すべきで
大声ではしゃぎすぎると 旅行者がいるとばれてしまう
あぁ不甲斐ないな
迎えた朝は蒼白で
大事なノートパソコンが盗まれていると
気づくのは駅に降りたあと
まだ店が開く前の 白んだ街を歩く
何を食べたらいいか迷ったけど
落ち込みすぎていて 何ものどを通らないや
あぁつまらないな
向かいの店は善い人で
辛くないドーサを軒先で焼いて火を灯す
旅人の苦楽を案じながら
あぁ不甲斐ないな
バラの風味のラッシーに
コンデンスミルク入れすぎて台無しだ
「もう1杯飲めばいいじゃないか?」
カネに余裕はないんだよ!
「サービスしてやるって言ったんだ」
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