不格好なものさ
さすらいの日々 思い出しては
ますます孤独に陥るばかり
果たさぬままの約束などが
その古傷をチクチクとする
人が嫌いではないだろう?
己に問うて思い出す
話の合いそうな人を
静かに眺めて見極める
宿命などないのかもしれない
引き留めるのはいつだって この弱い心だ
捨てるか否か 迷いながら
その積み重ねが今の僕だ
何もかにも持っていないよ
人がきっと驚くほどに
俗に染まるも必要だろう
鮮やかなもの買ってみたり
愛のためではないよ
その努力は虚しいだけだ
運命などないのかもしれない
思い込むのはいつだって この欲望(よわ)い心だ
手紙を書くのにオチなど考えぬだろう?
誠実とは 不格好なものさ
宿命などないのかもしれない
引き留めるのはいつだって この弱い心だ
運命などないのかもしれない
思い込むのはいつだって この欲望(よわ)い心だ
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