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一星球の謎


一星球の謎


トルコの東のほうには 国を持たない民が住んでいて

名をクルド族というんだ


イスタンブールのトルコ人たちは 口を揃えてこう言った

「クルドは野蛮な民族だから 近づいちゃいけないよ」


東へ行く飛行機で 隣に乗り合わせたのはクルド人

優しい大学教授は僕でもわかるカンタンな英語を

必死に選んで話してくれた


右も左もわからない東の地に降り立って

彼はしばらく僕のことを あちこち道案内してくれた

チップを請うわけでもなく カメラを盗むわけでもなく


東の地をずいぶんと回ったけど 同じような人ばかりだった


彼らは気さくで頭がよくて 自分の民の音楽に誇りを持っていた

そして何より トルコ人を悪くいう人など ただの一人もいなかった


僕はこの地で 一星球を見つけたんだよ


とあるクルド人のおじさんが見せてくれたのは

オレンジの丸の中に 一つの赤い星

これが彼らの「民族旗」なのだという


そして彼らの願いは これを「国旗」にすることらしい


ドラゴンボールはきっと 彼らの願いを叶えるだろう


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