top of page
  • 執筆者の写真さと

モンサンミッシェルの秘密

モンサンミッシェルの秘密


憧れた場所は レディのように裾を広げて 

りりしく 気高く 私を出迎える

麓から眺める 青空に映えるその姿は

何百年の昔から 変わっていないのでしょう

 

もう少し待ってて 今その胸に飛び込んでいくから


 愛する人に会いに行くようなトキメキが

 私を世界の果てまで 羽ばたかせた

 翼はないけれど 心は限りなく軽やかで

 こうして階段を上っていくのね


憧れた場所は 思っていたよりも広くて

教会だけが あるわけではない

本当のお城は こんなふうだったのかしら

作りものではない美しさが佇む


もう少し奥まで 降りていけるのね 行くならば


 愛する人を知りたくなる乙女のように

 薄暗い階段も降りていく そろそろと

 誰かの写真は とてもとてもちっぽけだわ

 到底 一日じゃ足りないほどよ


誰も知らない秘密があるわ きっとこの場所にも

重たい扉を開けて 湿った地下室を抜けて…


 愛する人に会いに行くようなトキメキが

 私を世界の果てまで 羽ばたかせた

 翼はないけれど 心は限りなく軽やかで

 こうして階段を上っていくのね


 愛する人を知りたくなる乙女のように

 薄暗い階段も降りていく そろそろと

 誰かの写真は とてもとてもちっぽけだわ

 到底 語りつくせないほどよ!


閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

谷の上の鷹は

谷の上の鷹は 谷底に突き落とされた獅子の子のごとく いつまでもイジけてばかりはいられないな 競争ばかりのこの社会 這い上がらないと生きてけない クビにならないために藻掻くんじゃなく どんな仕事だって 食っていけるように あぁ 視界は明るくなったが やることは益々増えちゃったよ どうしてくれるんだ! あぁ アイツはなぜに多才なんだ? いつもテキトーに流してきたことを もっと真剣にやりゃいいのか 才能

自己矛盾

誰かが不貞腐れた僕らをつまんで トラックの荷台に放り込んだ 「地球」という名前の 古びた乗り合い(ピックアップ)トラックだ それが優しさなのか厳しさなのか 誰もわかりやしない ヤツは無口なもんだから 何を考えてるか知らない 風に吹かれながら 暮れていく夕陽を見ている 冷静とも少し違う 疲れて声も出せないだけだ ごめんね 僕は待ち望んだ英雄じゃない 一介の旅人だ 旅人ですらないかもしれず 魂の色が何

言葉にならない

言葉にならない 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかるけど ついつい「可愛いね」って言っちゃうんだ 嘘を付けないもんでさ 内面を褒めてほしがっている 君の気持ちはわかっている その可愛らしさは 優しさがにじみ出ているんだ 最近悩みがあってさ! 聞いてくれるかい? 人生の宝探しに 次のステージがないんだ 飾らずに伝えたい 愛おしさを 今日も懲りずに 掠れずに歌いたい 愛おしさを 自分の言葉で

Comments


bottom of page